犬の平均寿命は14歳

今回は愛犬を健康へ導くためにするべき生活習慣をご紹介してまいりますが、そもそも現在の犬の平均寿命は何歳かご存じですか?犬全体で見ると、日本の犬の平均寿命は14歳前後だと言われています。

もちろん犬種毎にも差はありますし、大型犬でも14歳以上生きる長寿犬も多くいますが、意外にも大型犬より小型犬の方が平均寿命が長いという調査結果が出ているのです。

シニアは7歳から!

そしてこちらも犬全体で見ると、7歳からシニアに突入すると言われています。大きさ別に見てみると、小型犬は10歳から、大型犬は7歳、超大型犬は6歳を目安にシニア判断するところが多いようです。

しかし、徐々に体の機能が弱り始める7歳を機に、今一度、愛犬の健康を気遣った生活習慣を見直してみませんか?ここで生活習慣を見直すことで、少しでも一緒に過ごせる時間を長くしていきたいですよね!

愛犬の健康を維持するための生活習慣

では、そんな犬を健康に導く生活習慣ですが、どのようなことを大切にしていくべきなのでしょうか。今回は基本的なところから見直すために、毎日自宅でもできる5つの生活習慣をご紹介していきます!

正しい食事管理

まず大切なポイントとして食事管理です。皆さんはドッグフードの袋の裏面に書いてある「1日△kg○g」という目安表記を読んでいますか?これ以上少ないと痩せてしまいますし、大幅に多いと肥満になってしまう恐れがあります。

「ちょっと太っている方が可愛い」という人もいますが、実は肥満は犬にとって恐ろしい生活習慣病です。肥満になることで、心臓病を悪化させたり、関節疾患をおこしてしまったりなど、他の病気を併発してしまうことがあるのです。

また、基本的に犬はドッグフードだけで良いとされていますが、最近では様々なおやつが販売されていますよね。もちろん、躾のため等におやつは重宝しますが、あげすぎは禁物です。こちらも肥満になる要因ですので、1日1回だけ、こういう時だけ、など家族間でルールをしっかり決めておきましょう。

歯磨きをする

愛犬の歯磨きをあまりやってあげていない、という方は意外と多いのではないでしょうか。犬も人間と同じように、歯磨きをしてあげなければ歯が汚れたままとなり、歯周病となってしまう恐れがあります。

歯周病が進行してしまうと、食べ物を食べる際に食べにくくなってしまったり、中にはあごの骨が折れてしまうというケースもあり、恐ろしい病気なのです。

もしも歯石となってしまっており、通常の歯磨きではどうにもできなくなっている場合には、病院によって歯石除去を行っているところがありますので、獣医さんに相談してみましょう。

適切な散歩時間

犬によって、散歩が好きな犬から嫌いな犬まで様々だと思いますが、適切な散歩量を把握し、それに従って散歩をすることで肥満予防にも繋がりますし、足腰も強くなりますので健康維持には重要です。

もちろん、犬の大きさによって適切な散歩時間が違います。少ないと肥満の原因や運動不足になってしまいますし、長すぎても体に負担がかかってしまい逆効果になってしまいます。

基本的に、小型犬は1日1回30分程度、中型犬は1日2回、1回30分程度、そして大型犬は1日2回、1回30〜60分程度の散歩が必要とされています。

家の中でのおもちゃを使用した運動

散歩だけでも十分運動にはなりますが、大型犬の場合はそれだけでは足りないことがあります。もちろん、小型犬や中型犬も散歩だけでなく、軽い運動として、おもちゃを使って遊ぶという方法を生活習慣に取り入れると良いかもしれません。

例えば、廊下でボールを軽く投げてあげ、それを取りに行かせるというのも1つの遊び方です。また縄のような犬用のおもちゃを購入し、一緒に引っ張り合いっこするだけでも運動不足解消になりますし、飼い主さんと触れ合っているため幸福度が上がります。

最近では様々なおもちゃが販売されていますので、体の大きさや愛犬の性格に合わせて、一緒に遊び軽く運動できるおもちゃを選んであげましょう。

定期的にシャンプーをする

皆さんはどれくらいの頻度で愛犬にシャンプーをしてあげていますか?全くしない、またはしなさ過ぎると炎症を起こしてしまったり湿疹ができてしまう可能性があります。反対にシャンプーをし過ぎると、肌が乾燥してしまい痒みを感じてしまう可能性がありますので注意が必要です。

では、どのくらいの頻度でシャンプーをするべきなのでしょうか。個体差はありますが、1〜2週間に1度を目安にシャンプーしてあげるのが好ましいです。

中には皮膚アレルギーがあったり、アトピーの子もいますので、その場合は獣医さんの指示に従ってシャンプーしてあげるのが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。歯磨きやシャンプーは嫌がる子も多いため、飼い主さんも頻度を落としがちですが、しっかり行ってあげないと後々愛犬が苦しい思いをすることになってしまいます。ぜひ今回ご紹介した5つの生活習慣を意識的に実践するようにしましょう。


(獣医師監修:加藤桂子先生)