浦和からドイツ2部インゴルシュタットに移籍するMF関根は出発する羽田空港で取材を受ける

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 J1浦和からドイツ2部インゴルシュタットに移籍するMF関根貴大(22)が10日、ドイツに向けてドタバタ劇の末、出国した。

 羽田空港国際線ターミナルにはファン、サポーター、知人ら約100人が見送りに訪れ、報道陣約30人が待ち構えたが、主役はいつまでたっても現れなかった。「間に合わないんじゃないか」と危惧する声も出る中、迎えた出発予定時刻の50分前。ようやく到着した。「申し訳ないです」と苦笑いしながら頭を下げた。

 「準備を何もしていなかったので、ほとんど寝ていない。荷物をまとめて、高速に乗ったらちょっとも動いていなかった。本当に飛行機に乗れないんじゃないかと思いました」と事情を説明した。

 前夜はアウェーの甲府戦に出場。深夜にさいたま市内に戻って、この日出発という強行軍だった。スピードとドリブルに高い評価を受けるが、大渋滞には勝てなかった。

 気を取り直して、「まずは試合に出ること。環境に慣れて1日も早くピッチに立ちたい。ドリブルやゴールに向かう姿勢をあっちでも見せていけたら」と抱負を語る。感極まって号泣する女性ファンもいる中、大声援を背に、機上の人になった。