米国連大使、イラン核活動を調査へ 今月ウィーン訪問=当局者

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[国連 9日 ロイター] - 米国のヘイリー国連大使は今月、ウィーンを訪問し、イランの核活動について国際原子力機関(IAEA)などと協議する。1人の米当局者が9日、明らかにした。2015年の核合意の履行状況に関する審査の一環だという。

トランプ大統領は4月に、欧米など6カ国とイランが結んだ核合意に基づく制裁解除が、米国の安全保障上の利益に合致しているかどうかについて検証するよう関係機関に指示。トランプ氏はかねてより核合意を「史上最もひどい合意」と酷評してきた。

国務省は核合意について、イラン側の履行状況を90日ごとに議会に報告することが義務付けられている。次の期限は10月で、トランプ氏はそれまでに不履行の判断を下すだろうとの見方を示している。

米当局者は「ヘイリー大使は一貫して、イランによる違法なミサイル試験やその他の有害な行為について自身や政権の懸念を表明してきた」と説明。

米国や英国、フランス、ドイツはこれまで国連に対し、イランの弾道ミサイル開発は、核合意の根拠となっている15年の国連安全保障理事会決議に違反していると何度も抗議してきた。

この決議はイランに対し、最長8年間、核弾頭の運搬手段となる弾道ミサイルの開発を停止するよう「求めている」が、この表現は禁止を義務付けていないとの批判もある。

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