レアルの新10番モドリッチ、3年前の処分でバルセロナ戦出場停止に

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 昨シーズンのリーガ・エスパニョーラ王者レアル・マドリードとコパ・デル・レイ王者バルセロナが対戦するスーペルコパ・デ・エスパーニャは、13日にバルセロナの本拠地カンプ・ノウでファーストレグが開催される。しかし今シーズンからレアル・マドリードの“10番”を背負うことになったクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、ある理由からこの試合に出ることができないようだ。9日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 モドリッチが“エル・クラシコ”のファーストレグに出場できない理由は、“3年前のレッドカード”。同選手は今から3年前の2014年8月22日に開催された、スーペルコパのアトレティコ・マドリード戦セカンドレグで、89分に2枚目のイエローカードを提示され、退場させられていた。

 大会規則によると、スーペルコパでの“一発退場”は、次に開催されるリーグ戦の試合に出場停止処分が適用されるが、2枚のイエローカードによる退場の場合は、次のスーペルコパまで処分が持ち越される。レアル・マドリードが2014年以来となるスーペルコパ参戦を果たしたことによって、モドリッチが3年前に受けた出場停止処分が、今回の試合で適用されることになったのだ。

 思わぬ理由でモドリッチを欠くことになったレアル・マドリード。5年ぶり通算10度目となるスーペルコパ制覇が懸かっているが、頼れる“10番”不在の状態でアウェーでの先勝を飾ることができるのだろうか。

(記事/Footmedia)