ケニア西部キスムで、抗議活動を行う野党支持者ら(2017年8月9日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)などで9日、大統領選に関連した暴力事件が相次ぎ、計4人が死亡した。暫定開票結果によると現職のウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領が勝利する方向だが、野党側は大規模な不正が行われたと主張。野党の支持者が多い地域で抗議が起きるなど緊張が続いている。

 ケニアの独立選挙管理・選挙区画定委員会(IEBC)は、96%超の投票所の集計が終わった時点でケニヤッタ氏の得票率が54%と、野党連合が推すライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏の44.7%をリードしていると発表した。しかし、オディンガ氏は大規模な不正が行われていると反発している。

 ナイロビの警察当局によると、市内のマザレ(Mathare)のスラム街で警察が襲撃してきようとしたデモ参加者2人を射殺した。タイヤを燃やして道路を遮断した群衆に催涙ガスも放った。

 南東部のタナ川(Tana River)流域では、刃物を持った男5人が票の集計所を襲撃し、1人を刺した。地元警察幹部は「警官が2人を殺害し、逃亡した残りの男らを捜索中だ」と明らかにした。

 ケニアでは10年前の選挙後に結果をめぐって大規模な暴動が起き、1100人が死亡している。
【翻訳編集】AFPBB News