キューバの首都ハバナにある米大使館(2015年12月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国務省は9日、キューバの首都ハバナ(Havana)にある米大使館の一部職員が「さまざまな身体症状」のため国外退去を余儀なくされたことを受け、キューバの外交官2人を国外に追放していたことを明らかにした。

 国務省のヘザー・ナウアート(Heather Nauert)報道官が記者会見で発表した。キューバの外交官2人に退去を求めたのは5月2日。症状がみられた人の数や具体的な症状については説明しなかった。

 この問題について初めて聞いたのは2016年末。「ハバナにある米大使館に勤務している複数の米政府職員から、さまざまな身体症状を引き起こした事案について報告があった」という。原因などについて明確な答えは持っていないとナウアート氏は述べた。

「その結果として、われわれが帰国させたり、自ら帰国を決めたりする人もいた」と付け加えた。

 米・キューバ関係をめぐっては、2015年に当時のバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領とキューバのラウル・カストロ(Raul Castro)国家評議会議長が約半世紀ぶりに国交を回復。

 しかしドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は今年6月、米国人のキューバ渡航規制の厳格化、キューバ軍経営の旅行会社との取引禁止、現行の禁輸措置の継続などを発表し、関係改善は一部後退している。
【翻訳編集】AFPBB News