中国指導部集う北戴河会議始まったもよう、秋の共産党大会控え

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[北京 9日 ロイター] - 新華社は、共産党の中央書記処書記を務める劉雲山・政治局常務委員が、河北省・北戴河で休暇中の政府職員を訪問したと報じた。習近平国家主席の指示だとしている。

中国共産党は毎夏、現役指導部や長老らが北戴河に集まって党の重要方針や幹部人事などを話し合う。国内では正式に報じられないが、新華社のニュースはこの北戴河会議が今年も開催されている初の兆候を示した。

報道によると、劉氏は科学者を含む「休暇中の専門家ら」を訪問。科学が中国の全般的な発展に重要な役割を果たしているとし、国家に一層貢献するよう促した。馬凱副首相と政治局員の趙楽際氏も劉氏に同行したとしている。趙楽際氏は共産党大会で、政治局常務委員への昇格が取り沙汰されている。

秋には5年に1度の共産党大会を控えており、今年の北戴河会議は共産党大会の直前のタイミングに開催される点で、大きな意味を持つ。

習主席は共産党大会で、政治局常務委員会メンバーを自身の側近でできる限り固め、権力集中を進める考えだ。

通常は習主席、李克強首相の動静がほぼ毎日伝えられるが、先週の夕方のニュースで主席らに関する報道はなく、北戴河入りしていることを示唆している。