2015年12月、ホームで町田に敗れ、J3降格が決まった大分トリニータ

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 Jクラブで唯一J1〜J3リーグを全て経験した大分トリニータが、11日に行われるJ2リーグ第27節のFC町田ゼルビア戦を前に、動画やSNSを駆使した異例のキャンペーンに打って出た。大分にとって町田は2015年のJ2・J3入れ替え戦で敗れ、J3降格を喫した時の相手。そんな“因縁”の一戦に際し、思い出したくないはずの過去をさらけ出している。

 企画の第1弾は「雪辱を果たす時が来た」と題するユーチューブ動画。「2015.12.6 J1経験クラブ初のJ3降格」というテロップで当時の映像を思い返すものから、「入替戦を経験した選手が語る」としてMF松本怜、DF鈴木義宜、FW伊佐耕平、FW三平和司の4選手が個別のインタビューに応えたものまでアップされている。

 降格時を振り返る選手たちは「何も考えられなかった……」(伊佐)、「負けた……負けて悔しい……」(松本)と神妙な面持ちでコメント。対戦相手の町田について、三平は「町田だけには負けたくない」と闘志を露わにし、アウェーで行われた入れ替え戦第1戦で一発退場を喫した鈴木は「2年前のリベンジをしたい」と意気込んでいる。

 さらに、ツイッターでも企画を実施。大分の公式アカウントをフォローしたうえ、「#町田にリベンジ」のハッシュタグを使って応援メッセージを投稿すると、抽選で1人に選手サイン入りの限定ポスターがプレゼントされるという。なお、ポスター画像にはかつて大分に所属し、現在は町田でプレーするDF増田繁人、MF井上裕大、MF土岐田洸平の3人も登場しており、ここにも町田との“因縁”が見え隠れする。

 大分は15年、J2・J3入れ替え戦で当時J3の町田に第1戦(1-2)、第2戦(0-1)ともに敗れ、J3リーグに降格。16年にJ3で優勝を果たして昇格を決め、今季から再びJ2リーグに復帰した。今季、町田との“再会戦”となったアウェーでの第15節は2-2で引き分け、2戦目の天皇杯2回戦では大分が勝利(4-2)。カップ戦の結果を考慮していないところにもJ3降格の“重み”を感じさせるが、今回こそ「リベンジ」を果たせるかが注目される。




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