スペイン南部ミハスで、警察官らに取り押さえられるギャング組織トップとされるロシア人の容疑者(2017年8月2日撮影、8月8日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】スペインの警察当局は8日、同国南部ミハス(Mijas)でギャング組織のトップを務めていたロシア人の男を拘束したと発表した。男は殺害を恐れ、枕の下におのを潜ませていたという。

 麻薬や武器の取引、人身売買の他、エストニア国内で売春を営む犯罪組織「ケメロボ(Kemerovo)」を率いていた57歳の容疑者は今月2日、海辺のリゾートで有名なスペイン・ミハスの住宅で逮捕された。

 警察当局の声明によると、ケメロボが拠点を置くエストニアの首都タリン(Tallinn)でもこの日、同組織の別のリーダー3人が逮捕されたという。

 ケメロボへの捜査を2年にわたって行っていたエストニア当局によると、この組織は昨年9月に以前のトップが頭部に銃撃を受けて死亡して以降、内部での激しい縄張り争いが絶えなかったという。

 今回拘束された容疑者は前トップの側近で、その死亡後に組織を引き継いだものの、命の危険を感じてスペインへと逃れたという。

 スペインの警察当局は、「容疑者の枕の下におのと大きなナイフが隠されていた」と明らかにしている。
【翻訳編集】AFPBB News