家じゅうにある”壁”を上手に活用できていますか?壁は、「はる」「つるす」といった工夫を凝らした使い方をすることで、収納にもなるスペース。「うまく活用すれば、わざわざ収納家具をそろえずやりくりできることも。家具で場所を取られない分、部屋を広く使えるんです」そう教えてくれたのは、築22年の一軒家をセルフリノベーションした二瓶麻由さん。今回は、調理グッズや食材などにより、ただでさえものが増えがちな場所であるキッチンを、ESSEに公開してくれました。二瓶さんのとっておきの壁使いアイデアを紹介します。


キッチンの壁を収納に有効活用して、台所仕事を効率よく!

●ポールをつるしてキッチンツールをひっかける


キッチンの窓枠にフックネジを取りつけ、さらにポールを通してトングや菜箸などのキッチンツールかけに。「手に取りやすくて、ふきんを干すにも便利!窓から入ってくる風ですぐに乾きます!」。ポールやフックネジといった材料費は、ホームセンターで購入すれば数百円で収まるそう。


ちなみに、二瓶さんはこのアイデアをリビングの出窓でも活用!ポールに観葉植物をひっかけています。おしゃれなグリーンカーテンになりました。●窓枠にマグネットバーをはりつけ、包丁を使いやすく


調理スペース正面の窓枠には、イケアで買ったマグネットバーを取りつけて、使用頻度の高い包丁の収納スペースに。「引き出しにしまうと、いちいち取り出すのが面倒で。料理がはかどるのでとっても便利です!」。もちろん、取りつける場合は、地震なども考慮して、安全性に気をつけましょう。●キッチンの白壁に棚板を取りつけて、飾るように収納


キッチンの壁に長短の2枚の板を取りつけ、ディスプレーと収納を兼ねたスペースを設けました。「調理中にぶつからないよう、高さは頭より上に。目につくところなので、カゴなどといった見た目重視で、いいものを厳選して置いています」。


さらに、棚板を取りつけためのL字金具にはエプロンと果物をつりさげ収納。「ちょうど目線の高さにくるので、パっと取れて便利!」。●有孔ボードとフックを組み合わせれば、便利なオープン収納に!


白くペイントした有孔ボードを壁にはり、フックを取りつけて、生け花用のハサミ、また、ホウキやチリトリなどの掃除グッズを引っかけて収納。「汚れが気になったときに、必要な道具がさっと取れます。たったこれだけの仕組みで、子どももお手伝いしてくれるようになったんです!」。


壁を使ったオープン収納は、取りやすい高さを意識すれば、子どもも積極的に助けてくれるそう。●家具や家電の側面も有効活用


食器棚や家電の側面も使わないともったいない!二瓶さんのお宅では、食器棚にS字フック使って、カレンダーをつり下げています。ここに、予定などを書き込むことに。「これなら壁にはるよりも、悪目立ちしません」。キッチンは長い時間を過ごす場所なので、この位置にあるとスムーズにメモができるそう。


冷蔵庫の側面には、マグネット式のペーパータオルホルダーを取りつけました。「場所を取らないので、その分キッチンの作業スペースを確保できるんです」。使うほど便利になるキッチンの壁面収納。ESSE9月号「壁を使ってすてきに暮らす」では、キッチンに加えて、さまざまなスペースの壁の上手な活用法を紹介しています。ぜひこちらもチェックして壁使いを究めてみては?

<撮影/林紘輝 取材・文/ESSE編集部>