上映時間は3時間48分の“短さ”? ラヴ・ディアス監督最新作『立ち去った女』10月日本公開

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 第73回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたラヴ・ディアス監督最新作『The Woman Who Left(英題)』が、『立ち去った女』の邦題で10月に日本公開されることが決定した。

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 本作は、前作『痛ましき謎への子守唄』が第66回ベルリン国際映画祭で銀熊賞に輝くなど、ベネチア、ベルリン、カンヌをはじめ世界の映画祭を制覇してきたディアス監督が手がけたヒューマンドラマ。『ショーシャンクの空に』の原点となった、ロシアの文豪レフ・トルストイの短編をもとに、1997年、殺人の罪で30年間投獄された無実の女ホラシアが、自分を陥れたかつての恋人ロドリゴを追って孤独な復讐の旅に出る模様を描く。

 公開決定の報とともに、4種類の特報映像とチラシビジュアルも公開。特報映像は、ラヴ・ディアス作品最大の特徴でもある“ワンシーン・ワンカットの場面が、映画公式サイトにて4バージョン公開されており、復讐の旅に出たヒロインの道のりが徐々に明かされていく。なお、特報と連動して作られた4種類のチラシを集めると、プレゼントがもらえるキャンペーンも実施される。

 平均で5〜6時間、時に9時間に達する作品を生み出すなど、“長尺”で有名なディアス監督だが、本作の上映時間は3時間48分と、「ラヴ・ディアス作品にしては奇跡的な短さ」と話題になっている。『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のメリル・ストリープは、「ラヴ・ディアス! 彼の映画は、私の身体を分子構造からすっかり変えてしまうほどの衝撃だった」と絶賛し、『007 スペクター』のサム・メンデス監督は、「我々が感じたこの熱狂を、ぜひ観客にも、映画館で味わってほしい」とコメントしている。(リアルサウンド編集部)