松山英樹

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 男子ゴルフ世界選手権シリーズ「ブリヂストン招待」の圧勝で世界を驚かせた松山英樹(25)。英国のブックメーカー「ウィリアムヒル」も全米プロ選手権(クェイルホローC、10日開幕)の優勝オッズを、最終ラウンド前の17倍(4位)からダスティン・ジョンソン(米国)と並ぶ13倍(3位)に上げた。

 1位はロリー・マキロイ(英国)で8倍。2位は全米プロを勝てば生涯グランドスラムを達成するジョーダン・スピース(米国)で10倍だった。

 まだ日本人が獲ったことのないメジャータイトルだが、欧米メディアの松山評はさらに高い。「今、松山がこれまでの日本人では一番近い位置にいる」と報じているメディアも多い。ニューヨーク・タイムズ紙は優勝のカギは「いかに冷静なプレーを続けられるかだろう」とした。

 ライバルたちも松山の実力を認めている。ブリヂストン招待の記者会見で、いきなり松山について質問されたスピースは、笑顔だったものの少しナーバスな反応。

 「僕はヒデキに関する質問を受けるのはいつも3問目か4問目にしているんだけどね。(全米プロの優勝候補筆頭は)ブリヂストンでいいショットを打っていたマキロイかな」

 一方、マキロイは「松山は調子に乗ると手がつけられない。WGCでは昨年に一度優勝している。彼はそのレベルで勝てるだけの選手だということ。次週も優勝争いすると思うよ」。

 さらに「スピースはグランドスラムの重圧を少しでも減らしたいからそう言ったのだろう。彼がどれほど頑張っているかはよく知っている」。

 全米プロの心理戦、神経戦はすでに始まっている。松山は競り勝てるだろうか。