ツアー初優勝を果たした森田遥は、ソフトバンク・工藤監督の長女・遥加(右)から祝福された

写真拡大

 国内女子ゴルフの「北海道meijiカップ」(6日最終日=北海道・札幌国際CC島松C)でツアー参戦2年目にして初優勝を果たした美少女ゴルファー、森田遥(21)の国籍問題がにわかに注目されている。

 森田は今年からの規定改正により、この優勝でプロテストを経ずに日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の正会員になれる資格を得た。

 ちなみに、森田の両親は中国出身でともに卓球選手だったが、森田自身は香川県で生まれ育っている。中国国籍だが、「日本は私が生まれ育った場所で一番好きな国」と話し、当初は昨年7月の20歳の誕生日を機に日本国籍を取得する意向を示していた。

 しかし、いまは「手続きが思ったよりも難しい。いろいろ勉強しているところです。両親や周りの意見を聞きながら。どちらかを選ばないといけないのは分かっているけれど、今はゴルフを磨きたい」と悩みが深い。

 「どちらを選んでも、いろいろ言われると思う。ただ、自分にしかない権利だと思って、前向きに考えるしかない。とりあえずゴルフを頑張りたい」という状況は気の毒ともいえる。

 LPGA入会は外国籍であってもまったく問題ないが、周囲が気をもむのは、2020年東京五輪があるから。

 今年3月にトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」とスポンサー契約を結び、栄養管理でサポートを受け、課題だった体重維持にもメドが立った。実力、人気ともにまだまだ伸びる素材。「(五輪)代表として選ばれるチャンスが出てきたら考えたい」と森田は言う。