モウリーニョ監督、メダルを少年にプレゼント「それに興味はない」

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 マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、試合後に見せた行動が注目されている。8日、同クラブの公式サイトが伝えている。

 マンチェスター・Uは、8日に行われたUEFAスーパーカップでレアル・マドリードと対戦。試合は1−2で負けてしまったものの、準優勝ということでモウリーニョ監督は選手達と一緒に準優勝のメダルを受け取った。しかし、ロッカーに戻る際に同監督は、そのメダルを観戦していた少年サポーターにプレゼントしてしまった。

 このことについて、試合後の会見で聞かれたモウリーニョ監督は「私にとって勝っても負けてもメダルはあまり意味がない。今日の試合に負けたのだからなおさらね」とメダルについて興味はないとコメントした。

 続けて「私が渡したのはユナイテッドのユニホームを着ているファンだった。どこから来ていたのかは知らないが、一生忘れない思い出になるだろう。幼いファンにとってとてつもなく嬉しいことだと思うよ」とマンチェスター・Uのファンに渡したことを認めた。

 最後に「繰り返すが私はメダルに興味はない。持ち帰っても家のどこかに置いておくだけだろう。そして、今日は負けたんだ。どれほど興味ないか想像してもらいたい」とメダルへの興味の無さを強調した。