現在メジャー最終戦として行われている全米プロゴルフ選手権の日程が、現行の8月から5月に変更されることが決まった(2016年7月31日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国男子ゴルフツアー(US PGA Tour)と全米プロゴルフ協会(PGA of America)は8日、現在メジャー最終戦として行われている全米プロゴルフ選手権(PGA Championship)の日程を5月に変更することを正式に発表。ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)やロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)からは歓迎の声が上がった。

 今季は今月10日からノースカロライナ(North Carolina)州シャーロット(Charlotte)のクウェイルホロー・クラブ(Quail Hollow Club)で行われる全米プロは、ベスページステートパーク・ブラックコース(Bethpage State Park Black Course)で開催される2019年大会から5月に前倒しされることが決まった。

 これを受けてメジャー通算4勝のマキロイは「ゴルフのスケジュールにとって素晴らしいこと。選手の立場から言えば、5月に全米プロが行われるのは本当にうれしい」とした上で、「この件については最初に耳にしたときから絶対的に賛成だった。きょうの発表は、ロッカールームにいる多くの選手から大きく受け入れられたと思う」と喜んだ。

 新たなスケジュールでは、3月にザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship)、4月にマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)、5月に全米プロ、6月に全米オープン選手権(US Open Championship)、7月には全英オープン(The Open Championship)と3月から7月にかけてはビッグトーナメントが毎月行われることになる。

 マキロイは「もちろんまだ数年先の話ではあるが、このようなスケジュールでプレーするのはわくわくする。とにかく流れが良くなるんだ」と語った。

■選手からはオフシーズンを求める声

 プレーオフのフェデックス・カップ(FedEx Cup)が開幕する8月から9月にかけてのスケジュールの詰め込みは以前から問題視されてきた。

 世界ランキング1位のジョンソンは、今回の動きについて「すし詰め状態を解消し、よりスペースを生むことになる。選手としては準備期間が長くなる」と好意的に受け止めていると話した。

 その一方で選手からは、自分たちが休養に努める時間を得られるだけでなく、ゴルフファンの新シーズンへ向けた関心をかき立てることもできるとして、オフシーズンを設けてほしいとの声も上がっている。

「ゴルフにもオフシーズンがあればいいなと常に考えていた」というマキロイは、「選手が休んだり、自分のゴルフに向き合ったりできるからというだけでなく、ファンの立場から言ってもね。次のシーズンへ向けて盛り上げる時間をつくるんだ」と自身の考えを示した。

 またジョンソンも「体に休みを与える必要がある。すべてのスポーツが次のシーズンへ向けてオフの時間を設けるべきだと思う。選手がトレーニングをして、体を強くできるようにね」と口にした。
【翻訳編集】AFPBB News