全米プロゴルフ選手権開幕を控え、コースで練習に臨む松山英樹(2017年8月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米ノースカロライナ(North Carolina)州シャーロット(Charlotte)のクウェイルホロー・クラブ(Quail Hollow Club)で開催される男子ゴルフ米国ツアーの今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権(2017 PGA Championship)の開幕を控え、AFPは今回、注目すべき5人の選手をピックアップした。

■ジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)

 世界ランキング2位のスピースは、7月の第146回全英オープン(The 146th Open Championship)で自身3個目のメジャーのタイトルを獲得している。

 24歳のスピースは、2015年にマスターズ(The Masters Tournament)と全米オープン(US Open Championship)を制しており、今大会に勝利すれば史上最年少でキャリアグランドスラム(メジャー4大会全制覇)を達成することになる。

 今季は全英のほかにもAT&Tペブルビーチ・ナショナルプロアマ(AT&T Pebble Beach National Pro-Am 2017)、トラベラーズ選手権(Travelers Championship 2017)を制しており、全米プロでは今季4勝目を狙う。

■ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)

 マキロイは会場のクウェイルホローで2010年と2015年に米国ツアー大会で優勝を飾っている。2012年にはプレーオフまで持ち込みながらも優勝を逃した。2015年には、自身が持っていたコース記録を更新するスコア「61」を出した。

 全米プロは2012年と2014年に優勝しているが、3年前にワナメイカー・トロフィー(Wanamaker Trophy)を掲げて以来、メジャーのタイトルからは遠ざかっている。

 今回は週末を通じてぐずついた天気が予想されており、飛距離のある正確なドライバーを武器にするマキロイにとっては有利な状況といえ、カギを握るのはパットだろう。

 今大会ではまた、長年キャディーを務めたJP・フィッツジェラルド(J.P. Fitzgerald)氏とたもとを分かってから最初のメジャーで、今週末は親友のハリー・ダイヤモンド(Harry Diamond)氏がバッグを担ぐことになる。

■ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)

 世界ランキング1位のジョンソンは、マスターズ直前に腰を痛めて調子を落としていたが、本人によれば、負傷前のレベルを取り戻しつつあるという。

 2月にジェネシス・オープン(2017 Genesis Open)を制して世界1位に浮上したジョンソンは、メキシコ選手権(2017 Mexico Championship)とデルマッチプレー(Dell Match Play 2017)も制しており、優勝候補の筆頭に挙げられている。

 悪天候が予想される中、ジョンソンもドライバーの飛距離を生かして上位をキープするとみられる。

■松山英樹(Hideki Matsuyama)

 3日から6日にかけて開催されたブリヂストン・インビテーショナル(Bridgestone Invitational 2017)を制し、クウェイルホローでメジャー初制覇のブレイクスルーを果たす力を持っていることを改めて証明した。

 優勝すれば日本人としては初めて、アジアの選手としても2009年に全米プロゴルフ選手権を制した梁容銀(Yong-Eun Yang、韓国)以来、わずか2人目のメジャー制覇を達成する。

 今年は全米オープン選手権(2017 US Open Championship)でブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)に次ぐ2位タイに入り、2月のウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン(Waste Management Phoenix Open 2017)では大会連覇を飾っている。

■マット・クーチャー(Matt Kuchar、米国)

 全英オープンでは惜しくもスピースに敗れたものの、39歳にして自身メジャー最高の2位に入った。マスターズでも4位タイでフィニッシュしたクーチャーは、優勝こそないものの10位以内で終えたメジャーは9回にのぼり、今回が最後の壁を破る一戦になるかもしれない。

 2009年以降の全米プロでは、2012年と2014年のマキロイを除き、メジャータイトルを持たない選手が大会を制している。
【翻訳編集】AFPBB News