中国四川省でM7.0の地震 死者数増加のおそれ

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中国南西部の四川省で8日午後9時20分(日本時間同午後10時20分)ごろ、マグニチュード7.0の地震が発生し、少なくとも13人が死亡し、大勢が負傷した。最大100人が死亡し、家屋13万戸が被害を受けた可能性があるとの情報もある。

米地質調査所(USGS)によると、震源は四川省北部・成都の北300キロ付近の人口の少ない地域。深さは10キロ。

死者数は今後増えるかもしれないという情報もある。震源地は旅行者に人気の地域に近い。

四川省は地震の被害を受けやすく、2008年の地震では7万人以上が死亡した。

現場の写真から、九塞溝の建物やホテルが被害を受けているのが分かる。九塞溝は中国で最も有名な自然遺産の一つで、世界遺産にも登録されている。

町の飲食店経営者は、今回の地震が2008年の揺れよりも強く感じたと話した。しかし今のところ、今回の地震が2008年の死者数に迫る様子はない。

タン・セシェンさんはAFP通信に対し、多くの人が町の中央広場に避難していると話した。

「お金や服などの物を持って出ようとする人はいませんでした。みんなすぐに外に走って出ました」

「ショックで脅えている」

中国赤十字社のグウェンドリン・パン氏は、被害規模と死傷者数の把握には時間がかかると話した。

「通信ラインと電力の供給が途絶えている。みんな間違いなくショックを受け、脅えている」

AFP通信は中国の国家減災委員会の話として、最大100人が死亡し、家屋13万戸が被害を受けた可能性があると伝えた。

複数の中国メディアによると、死傷者の中には旅行者も含まれるという。

国営新華社通信によると、習近平国家主席は、「救助活動を早急に行い、けが人を救助するため全面的に尽力するよう」呼びかけた。また、消防隊員や兵士が付近の地域に派遣された。

揺れは約700キロ離れた中心都市の成都や西安でも感じられた。

(英語記事 Deadly earthquake strikes China's Sichuan province