雄のオランウータン、チャンテック。アトランタ動物園提供(2017年8月8日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】手話で人間とコミュニケーションを取ることができた雄のオランウータン「チャンテック(Chantek)」が7日に死んだことが分かった。39歳だった。チャンテックを飼育していた米ジョージア(Georgia)州のアトランタ動物園(Zoo Atlanta)が発表した。

 アトランタ動物園の獣医師らは心臓病を患っていたチャンテックの治療を続けていたが、詳しい死因については明らかにしていない。

 チャンテックはアトランタ(Atlanta)で生まれた後、テネシー(Tennessee)州で人類学者に米国式手話(ASL)を教えられ、人間の子どものように育てられた。その後1997年にアトランタ動物園に移され、2014年にはチャンテックを描いたドキュメンタリー「大学に行った類人猿(原題:The Ape Who Went to College)」も公開されている。

 同園によれば、チャンテックは飼育員や個人的な絆を結んだ相手とは、ASLを用いてよくコミュニケーションを取っていたという。
【翻訳編集】AFPBB News