8日、韓国・聯合ニュースによると、公明党の国会議員5人が、日本の統治時代に独立運動家らが投獄されていたソウル市内の刑務所跡を訪問した。写真は西大門刑務所歴史館。

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2017年8月8日、韓国・聯合ニュースによると、公明党の国会議員5人が、日本の統治時代に独立運動家らが投獄されていたソウル市内の刑務所跡を訪問した。

魚住裕一郎参院議員、輿水恵一衆院議員ら一行は8日午後、西大門(ソデムン)刑務所歴史館(旧刑務所跡)の「殉国烈士追悼碑」に献花し、独立運動家・柳寛順(ユ・グァンスン)が収監されていた監獄などを見学した。

案内に立った文錫珍(ムン・ソクジン)西大門区長が「西大門刑務所は、独立闘争はもちろん解放以後の民主化闘争の場所でもあった」と説明すると、魚住議員は「ここ入って来られた方々は苦労が多かったことでしょう」と応じた。魚住議員はまた、訪問録に「歴史を確認するこの場で、未来志向の日本と大韓民国の友好を促進したい」と書き記した。

訪問を終えた議員団は文区長に「ちょこ」を贈り、区からは議員団に歴史館図録が手渡された。日本の主要政党の議員らが韓国人慰霊碑を公式訪問し、献花したのはこれが初めてという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「宗教や民族を離れ、人としての基本を大切にすることが重要」「日本が心から謝罪をすれば日韓関係は改善されると思う」「僕らはいつでも許す準備はできている」など、議員たちの歴史館訪問に好意的な意見が多く寄せられたが、一方で「何の目的で訪問したんだ?」「自民党議員が来るべきだ」といったコメントもあった。

西大門刑務所は1908年に「京城監獄」の名称で設立後、日本統治時代に独立運動家が多く収監された場所。45年に韓国政府に管理が移管されて以降も87年まで刑務所としての役目を果たし、98年に歴史館として一般公開されるようになった。

歴史館には2001年に小泉純一郎首相(当時)が、15年8月12日には鳩山由紀夫元首相が訪問し、追悼碑に献花した。鳩山氏は当時、碑の前でひざまずいて手を合わせ、韓国で話題を集めた。(翻訳・編集/三田)