最近巷で話題の「アンチエイジング」いわゆる老化対策ですが、これは何も女性に限ったことではありません。とは言え、男性だとなかなかそういった情報を知る機会がありませんよね。今回のメルマガ『届け!ボディメイクのプロ「桑原塾」からの熱きメッセージ』では、整形やエステを使わず、男性でも気軽に始められるアンチエイジングのポイントを3つご紹介します。

「アンチエイジング」っていうけど、一体何をすればいい?

Question

最近、老化を感じるようになりました。

これを機会にアンチエイジングを意識してみようと思うのですが、何から始めたらいいのかが分かりません。

どんなサプリメントを飲めばいいのか、どんな食生活がいいのか、今更ですが加齢に抗ってみようと思うのでアドバイスをお願いいたします。

(48歳、男性)

桑原塾長の回答

アンチエイジングは人類にとっての永遠のテーマかもしれませんね。

死は避けることが出来ませんが、老化に抗うという行為は科学の進化と共にかなり効果を発揮してきているように思います。

実際、今は還暦という言葉に少し違和感を覚えるような気すらしてきます。

60歳はおじいちゃんという年齢ではなくなったのでしょう。

私なりのアンチエイジングのポイントは3つあると考えています。

一つは抗酸化です。

活性酸素の弊害は漠然としてかつ広範囲ために、いまだに一般的にはそこへの意識はあまり高いと言えません。

しかし、これこそが、生き物が生まれた以上は必ず死ぬという宿命に例外をもたせないために組み込まれたプログラムのように思うのです。

酸素を使わないと人は決して生きて行けませんが、酸素を使うと必ず活性酸素が作られてしまうのですから。

その活性酸素を除去する酵素は20歳から減り始めますから、まさに20歳まではひたすら成長していき、そこから徐々に老化がスタートするという仕組みが組み込まれているわけです。

抗酸化に関しては、ビタミンA、C、Eを始め、αリポ酸、アスタキサンチンのようなカロテノイドが効果的です。

非常にざっくりとした言い方をするならば、日常の中に緑黄色野菜を取り入れることです。

それが難しい場合には、サプリメントの活用も非常に合理的だと思います。

二つ目は抗糖化です。

糖化とは体内で糖とタンパク質が結合してしまう現象のことで、血糖値が高い状態が常態化していくと体温の影響を受けて体内でも糖化が起こるのです。

酸化が体内の錆とするなら、糖化は体内の焦げといえます。

身近な糖化はコラーゲンというタンパク質が糖と反応することで、肌のシワや弛みなどが起きます。

骨も血液もタンパク質なので糖化が進むとまさに老化現象に直結することになります。

こちらの対策としては、常に満腹状態を続けないなどの日常での食生活が大切となります。

素人判断での長期間のローカーボは弊害も大きいですが、例えば晩ごはんの糖質は控えめにするとか、日中の間食(おやつ)を習慣にしないとか、多少低血糖に慣れるといいでしょう。

これまで抗糖化のサプリメントはあまりありませんでしたが、このメルマガでもご紹介したことのあるマンゴスチンから抽出したポリフェノール(ロダンテノンB)は抗糖化への高い効果が期待できます。

そして三つ目はホルモンです。

ホルモンには様々な種類がありますが、特に成長ホルモンと性ホルモンの分泌が少なくなることが老化へと繋がります。

このホルモンはどちらも30代で激減していくホルモンです。

ところが、意外にもアミノ酸等の栄養素で分泌を促進することが可能なのです。

私が手掛けた商品でいえば、「エキストラ・アミノアシッド」は成長ホルモンの分泌の促進が様々な試験で証明されていますし、「エキストラ・サバイブ」はDHEAという性ホルモンの大元が増えることが分かっています。

抗酸化、抗糖化、ホルモン分泌の促進、この3つに関して一瞬何かを頑張るということではなく、日々のライフスタイルの中にどれだけしっかりと組み込めるかということがアンチエイジングになってきます。

そして、そのライフスタイルが確立した時には、数年単位でその効果に驚くことになるでしょう。

最後に、アンチエイジングの観点からも非常に関心をもっているのが還元型COQ10です。

私たちの体は約60兆個の細胞で構成されています。

この細胞の一つ一つがエネルギーを作りだして新陳代謝を続けています。

この新陳代謝がスムーズにいかなくなることが老化でもあります。

エネルギーというと、筋肉を動かしたり、走ったりという印象をもつかもしれませんが、内臓も網膜もすべて細胞一つ一つがエネルギーを作り出して活動をしているのです。

そのエネルギーを作り出しているのが、細胞のミトコンドリア内にあるクエン酸回路と電子伝達系です。

特にこの電子伝達系の機能の衰えが、細胞のエネルギー産生の衰えとほぼイコールとなるため、電子伝達系をいかに活性化するかが老化防止の重要なポイントとなってくるのです。

そこでキーとなる物質がCOQ10です。

COQ10についてもこのメルマガで解説をしたことがありますが、電子伝達系で電子が受け渡される際にCOQ10に一旦電子を渡してからでないと伝達されないのです。

まさにエネルギーを作り出す最終工程での重要な役割なため、COQ10は体内で合成されることが出来るのですが、これまた老化のプログラムなのか、その合成能力は20歳を境に衰退していってしまうのです。

つまり、どんなに筋肉を鍛えようが、どんなに心配機能を強化しようが、細胞一つ一つの老化は20歳から始まるというわけなのです。

更に残念なことは、COQ10を含む食材が非常に少ないということです。

ちなみにCOQ10を100mg摂取しようとした場合、もっとも多く含む食材でもあるイワシを20匹食べなくてはなりません。

幸いにも2001年に食薬区分の改定が行われて、COQ10はサプリメントとして的確に取り入れることが可能となりました。

ある意味、サプリメントの本領発揮といった感じかもしれません。

そして、その後、還元型のCOQ10が開発されたことによって、COQ10の体内での利用効率が更に改善されたのです。

それまでのCOQ10は酸化型と呼ばれるものだったのですが、体内でCOQ10は還元型へと変換されなくては利用されません。

この際には水素とエネルギーが必要となるのですが、この還元型へと変換する能力も加齢と共に衰えてしまうのです。

つまり、せっかくCOQ10を摂取しても、それが十分に使われないという事態が年齢と共に生じてしまいます。

還元型COQ10は確実に電子伝達系で利用されるうえに、還元型という特性から抗酸化の役割も果たしてくれます。

もっとも活性酸素が発生しやすいのは、この電子伝達系で電子と酸素が結びつく瞬間なので、ここでの抗酸化は非常に効果的といえるのです。

このように、一筋縄ではいかないのが老化防止でありアンチエイジングです。

ライフスタイルを見直して、上手に各手段を講じていけば、数年単位で大きな違いが現れてくることは間違いありませんし、そこに向かうのは一日でも早い方がいいのです。

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出典元:まぐまぐニュース!