北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会(ア太委)のスポークスマンは8日、国連安全保障理事会が採択した制裁決議第2371号を「全面的に断固排撃する」と主張する声明を発表した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

国連安保理は今月5日(現地時間)、北朝鮮が2回にわたる大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル発射実験を強行したことへの対応措置として制裁決議第2371号を全会一致で採択していた。北朝鮮政府は6日、制裁決議に反発する声明を発表していた。

ア太委は声明で、「世界で最も図々しいごろつき国家である米国とその強権に押さえられて不正義に盲従する有象無象が8月6日、国連安保理の名を盗用してまたもや対朝鮮『制裁決議』第2371号をつくり上げる国際的犯罪を働いた」と非難した。

さらに、「日本首相の安倍も、素早く出て今回の『制裁決議』を高く評価するだの、対朝鮮圧力をいちだんと上げなければならないという国際社会の意思を明確に表したものだの、何のと言いふらしている」としながら安倍晋三首相を名指しで非難した。

また、制裁決議は、「『国際社会』という名で包装された敵対勢力の断末魔のあがきであり、歯の抜けた老いぼれ狼である米国が恐ろしくて不正義だということを知りながらも手を上げてやった筋金のない有象無象の軟弱さと卑屈さによって国連の額に大きく押された恥辱の烙印である」と非難しながら、次のような立場を明らかにした。

1.白昼強盗さながらの米帝が主導し、それに盲従した卑劣漢らが結託してつくり上げた今回の「制裁決議」を尊厳あるわが共和国に反対する極悪非道な特大型のテロ犯罪と烙印を押し、全面的に断固排撃する。

2.われわれの自主権と生存権、発展権を無残に踏みにじるために襲いかかる白昼強盗さながらの行為が絶頂に達している状況の下で、それを守るためのわが軍隊と人民の実際の正義の行動が伴うようになるであろう。

3.この機会に、世界の良心に国連の名前を盗用した米国とその追随勢力の強権と専横を粉砕して正義に徹し、安定した新しい世界秩序を樹立するためにすべての国、すべての人民が立ち上がることをアピールする。

さらに、「わが軍隊と人民は、正義の力で白昼強盗である米帝がつくり上げた不法非法の『制裁決議』を断固と粉砕するであろう」と強調した。