大切な人やパートナーと交わすキスは、わたしたちをとても幸せな気持ちにさせてくれるもの。しかしそんなキスが時に相手の健康を損なう原因となることをご存知でしたか? キスすると風邪がうつることは聞いたことがあると思いますが、他にもキスが原因で感染する病気があるのです!

口腔トラブルの定番、「歯周病」や「虫歯」

口腔トラブルの定番として知られる歯周病や虫歯。一般的に、自らのオーラルケアが行き届いていないと発生してしまうものだと考えられている歯周病・虫歯ではありますが、他人の口を経由することで、つまりキスすることでうつってしまうのです。ちなみに大人だけでなく赤ちゃんへのキスも歯周病・虫歯感染の原因となってしまうので注意が必要です。歯周病は糖尿病やアルツハイマーのリスクにもなることが近年知られるようになっていますから、ぜひとも注意しておきたいですよね(歯周病は糖尿病のリスクを高める )

炎症性の皮膚疾患「口唇ヘルペス」

小さいぶつぶつが生じ、痛みやかゆみを伴う炎症性の皮膚疾患「口唇ヘルペス」。「口唇ヘルペス」はヘルペスウイルスの接触感染が原因で、単純に皮膚と皮膚が接触するだけで感染する可能性がある病気です。ただわたしたちの皮膚は厚い角層に守られているため、そう簡単に感染するものではありません。しかし比較的脆弱な粘膜部分、つまり唇を介するキスでは、ヘルペスウイルスの感染を許しやすいのです。そのため明らかに「口唇ヘルペス」を発症しているという方との肌接触、そしてキスは避けておくべきです。ちなみに口唇ヘルペスは身近な病気の一つなので正しい対処方法も頭に入れておきましょう(「口唇ヘルペス」は専用の治療薬で早めに治そう )

伝染性単核球症、通称「キス病」

発熱やダルさ、喉の痛みといった風邪に似た症状を伴う病気「伝染性単核球症」。発症の多いアメリカでは通称「キス病」と言われています。この病気はヘルペスウイルスの仲間、EBウイルスの感染が原因とされています。このEBウイルスは感染者の唾液中に潜んでいるので、他人とのキスはもちろんのこと、飲み物の共有なども感染の原因となってしまいます。とはいえわたしたちのほとんどがこのEBウイルスに対して抗体を持っているので、EBウイルスに感染しても誰しも症状が現れるわけではありません。ちなみにキスが日常化しているアメリカでは、35歳〜40歳のEBウイルス感染率が実に95%にも及ぶようです。感染症状の脅威にさらされるのは一部の人であるとはいえ、警戒に越したことないですよね。あなたが身近な人とキスを交わすとき、相手の病気をもらってしまうリスク、そして自らが感染源となるリスクを考慮したうえで行うようにしましょう。


writer:サプリ編集部