北朝鮮が28日に発射した大陸間弾道ミサイル「火星14」型(朝鮮中央通信)

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北朝鮮の朝鮮人民軍(北朝鮮軍)戦略軍の報道官は8日、米領グアム島の軍事基地を弾道ミサイルで包囲射撃する作戦を計画しているとする声明を発表した。9日、朝鮮中央通信が報じた。

声明は、米国の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ミニットマン3」の試射、B-1B戦略爆撃機の朝鮮半島上空での訓練に対して、「われわれの戦略的対象物を狙った実戦核打撃訓練を公然と強行し、各種の核戦略装備をわれわれの目の前に投入して地域情勢を極度に激化させている」と指摘した。

特に、B-1B戦略爆撃機の訓練については、「われわれをして米国の対朝鮮侵略の前哨基地、発進基地であるグアムを鋭く注視するようにしており、制圧、けん制のための有意義な実際の行動を必ず取る必要性を感じるようにする」と強調した。

また、朝鮮人民軍戦略軍は、「アンダーセン空軍基地を含むグアムの主要軍事基地を制圧、けん制し、米国に厳重な注意信号を送るために、中・長距離戦略弾道ロケット『火星12』型でグアム周辺に対する包囲射撃を断行するための作戦方案を慎重に検討している」としながら、「金正恩同志が決断を下せば任意の時刻に同時多発的に、連発的に実行されるであろう」と主張した。

そのうえで、「米国は、朝鮮人民軍戦略軍の弾道ロケットが今この時刻も太平洋に向かって恒常的な発射待機態勢にあるという事実をはっきり認識し、われわれの弾道ロケットの発射方位角に深い注意を払わなければならない」と警告した。