【ワシントン=黒瀬悦成】マティス米国防長官は8日、ワシントン近郊の国防総省でベトナムのゴ・スアン・リック国防相と会談し、両国が軍事分野での協力を深化させていくことで一致した。

 来年に米空母をベトナムに初寄港させることでも合意した。

 両者はまた、米越の防衛関係が地域と世界の安全保障を強化するとの認識で一致。南シナ海での航行の自由を共通の利益とする立場も確認し、南シナ海の人工島の軍事拠点化を進める中国を強くけん制した。

 米国は今年5月、ベトナムの海上警備能力の強化に向け、米沿岸警備隊で使われていたハミルトン級巡視船1隻を供与している。