四川省アバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県で8日午後9時19分、マグニチュード7.0の地震が発生した。観光ホテルのロビー倒壊などで旅行客6人を含む9人が死亡した。

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四川省アバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県で8日午後9時19分(日本時間同日午後10時19分)、マグニチュード7.0の地震が発生した。地元政府によると、9日午前5時までに旅行客6人を含む9人の死亡が確認された。中国メディアによると、観光ホテルのロビーが倒壊したという。

九寨溝はユネスコの世界遺産(自然遺産)にも登録されている観光地で、中国内外から多くの観光客が訪れる。地元政府は死亡した9人のうち6人は旅行客で2人は現地住民、1人は不明と発表した。確認された負傷者は164人で、少なくとも30人以上の重傷者がいるという。

新華社などによると、観光ホテルの九寨天堂酒店のロビー部分が倒壊して、生き埋めになる人が出た。四川省公安局(四川省警察)は9日午前5時22分、九寨天堂酒店の倒壊現場で1人の遺体を収容し、重傷者4人を救出したと発表した。

新華社は、現地の観光業関係者への電話取材で得られた情報として、倒壊したり亀裂が入ったりした建物が多くみられると報じた。

現地当局は9日未明、観光客3万1500人をすでに安全な場所に移動させ、朝のうちに被災地から撤退させるための車両を手配したと発表した。(翻訳・編集/如月隼人)