10年ぶりにテレ東系ドラマに主演する上川隆也。十八番の刑事役で新しいキャラクターを開拓する

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 俳優、上川隆也(52)が今秋放送のテレビ東京系スペシャルドラマ「テミスの剣」に主演することが8日、分かった。

 作家、中山七里氏の同名小説を初めて映像化し、警察組織のあり方にとらわれず正義を貫く刑事・渡瀬(上川)の姿を描くサスペンス。ある殺人事件の真相を20数年間追い続ける主人公を、上川が20代から50代まで演じる。

 上川は放送中のテレビ朝日系「遺留捜査」(木曜後8・0)で演じる風変わりな刑事・糸村役で人気だが、今回は糸村とはタイプが異なる孤高の刑事役に挑戦。シリアスもコメディーもこなす実力派の新しい当たり役になるか注目だ。

 撮影を終えた上川は、「主人公が持ついつまでたっても拭えない心の傷を意識して演じました。時間が大きく移ろう物語なので、立ち位置を見失わないよう、心の痛みを彼の心情の物差しの『0』と設定して各シーンを考えました」と繊細な役作りを告白。「ミステリーの部分でもドラマの部分でも、(視聴者が)ご満足いただけるような仕上がりになりました」と胸を張る。

 上川にとってテレ東では2007年のスペシャルドラマ「顔のない女」以来10年ぶりの主演作。重厚な演技で魅了する。