これはカナダで実際にあったいい話。

子供のバイクが盗まれた

7月29日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州に住むMel Flesherさんは、「盗まれたバイクを探してほしい」という内容のメッセージをFacebookに投稿した。

盗まれたのはヤマハの黄色い小型バイク(80cc)。Flesherさんのものではなく、彼女の友人男性の子供のものだった。子供に乗り方を教えるために整備し直したばかりだったという。

「どこかのどうしょうもない人が、私のボーイフレンドの子供の72 Yamaha 80ccバイクを家から盗んでいきました。

盗まれたのは今日の早朝だと思う。付けてあったカギは壊されていました。バイクは、子供たちに乗り方を教えるために私と彼が最近中古で買って、整備し直したばかりのもの。古いけれど子供にはピッタリでした。どうか気にして見ておいてください」

ガソリン満タン、オイル補充で戻る

バイクを盗んだのは10代の少年たちだったようだ。

Flesherさんの投稿は拡散され、彼らの目に触れた。翌日、バイクは盗まれた場所に戻っていた。車体には少年たちからのお詫びの手紙が、テープで留められていたという。

少年グループの後悔を示していたのは手紙だけではない。戻ったバイクには、新品の(以前より頑丈な)ロックが付けられ、ガソリンは満タンで、エンジンオイルの補充もされていた。

犯人の少年たちは根はいい子に違いないと感じたFlesherさんは、Facebookに下のような投稿をした。

「今朝は本当にグッドモーニング!

朝ご飯を買いに行こうと家を出たらソレがあった……子供のバイクが元の場所に戻っていました。素晴らしい手紙と、新品のロック・鍵付きで。ガソリンは満タンで、オイルも補充されていた!

とても嬉しいこと、彼の子供たちは最高に喜ぶはず。正しいことをしてくれてありがとう!!! あなたたちはいい子に違いない!!

私も彼もあたなたちを許しています。そして、このことから何かを学んでくれるといいと思う。教えてくれた通り、鍵はいつも身につけておくようにするわ! 昨日は一晩中近所の家を回ってバイクのことを尋ね回っていた。

思いやりを示してくれてありがとう、そして、正しいことをしてくれてありがとう!バイク探しに協力してくれた近所の人たちや、投稿をシェアしてくれた人たちにもありがとう!!! 皆さんによい1日を!」

少年たちからの手紙

バイクに添えられていた手書きの手紙は、次のようなものだった。

「ハロー:まず最初に、謝らなければなりません。言い訳になってしまいますが、僕たちはバイクを最初に見た時、乗っていた子供がもう大きくなって乗らなくなったんだろう、と思いました。

でもあなたのFacebookを見て、すぐに返さなきゃ、と思ったんです。このバイクに乗る子供のために、僕らが壊したロックより頑丈な新品を買いました。鍵はバイクの鍵と一緒にしてあります。

これからは、鍵は家の中に持って入る方がいいと思います。僕らがアドバイスする立場ではありませんが、バイクが盗まれて子供たちをがっかりさせないようにしてください。ガソリンを満タンにして、オイルも補充しておきました。くり返しになりますが、本当にすみませんでした。許してもらえることを願っています。最後に、このバイクで練習する子供たちへ--ガンバレ!

過ちを直したことで勉強したティーンエイジャーより」