犬が寝る前にクルクル回るには理由がある!?

先に結論から言いますと、犬が寝る前に寝床をクルクルと回る理由は「安全で心地よい寝床を確保するため」と言えます。しかし、犬が寝床でクルクル回る理由には諸説あり、どれも推測に過ぎませんでした。このことに疑問を持ったとある博士が実験を行いました。
それでは、なぜ「安全で心地よい寝床を確保するため」という説が導き出されたのか?博士の行った実験の結果は?の2点について順にご紹介していきたいと思います。

「安全の確保のため」に回る説

犬が寝る前にクルクル回るという行動は、野生の犬として暮らしていたころの名残であるそうです。常に危険と隣り合わせに生きる野生の世界では、安心できる寝床を作るためにクルクルと寝床の上を回りながら、寝床に潜む危険を確認していたのでしょう。具体的な理由は、

寝床の周りの状況を安全であるか確認するため毒をもつ虫や毒蛇などがいないか確認するため小枝、石、棘のあるものが落ちていないか確認するため

などが挙げられます。

また、危険の確認の他にも、足で草むらを踏み潰すことにより、

踏み潰した所以外の草が目隠しの役割を果たしてくれる平な寝床を作ることによって他の動物に自分の存在をアピールしている

などの意味を持っているのではないかと推測されました。

クルクルと「回る」理由については、上記の危険の確認にプラスして、お腹を守って暖かさを維持する姿勢にするためのものではないかと言われています。

実証実験

心理学者のスタンレー・コレン博士は、この「犬が寝る前にクルクル回る」理由について検証した人は誰もいないことに気づき、博士自らが実験を行うことにしました。犬62匹と飼い主さんに協力をしてもらい、「平らで寝心地の良い場所を作るため」に寝床をクルクルと回るのかどうかを検証しました。1m×2mのケージの中に、

(燭蕕淵薀阿鯢澆い心超凹凸やしわがあるラグを敷いた環境

の2つのパターンに分けて飼い主さんが犬を観察をしました。

その結果、,隆超では実験中に1回以上クルクルと回った犬は全体の19%、△隆超では55%だったそうです。寝心地が悪く、何かが潜んでいるかもしれない凹凸やしわがあるラグでクルクルする犬は、平らなラグでクルクルする犬の約3倍になり、「安全で心地よい寝床を確保するため」という説は立証されました。野生で暮らすいぬとは環境は違いますが、野生のころの習慣な名残が残っていると言えますね。

まとめ

以上、犬が寝るときにクルクル回る理由を実験や仮設を合わせてみてきました。いかがでしたでしょうか?「なるほど!」と思った方も、「ほんとにそうなの?」と首をかしげた方も1つの話題として楽しんでいただければ幸いです。犬の行動は観察すればするほど面白いですよね。

犬の日常の中のなにげない行動について仮説を立て、それを証明するために実験をするのは楽しそうです。

他にも不思議な犬の行動があれば、ぜひ専門家に研究をお願いしてみたいですね!