ネパール北東部クンブ地方の村から見た世界最高峰エベレスト(2015年4月20日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インド当局は8日、昨年世界最高峰エベレスト(Mount Everest)登頂に成功したと虚偽の申告をしていた警察官夫婦を免職処分にしたことを明らかにした。

 インド警察の巡査だったディネーシュ・ラソッド(Dinesh Rathod)さんと妻のタラケシュワリ(Tarakeshwari Rathod)さん夫婦に対してはネパール当局も、夫婦が登頂成功の証拠写真を捏造(ねつぞう)していたことが判明したとして、昨年2人に10年間の登山禁止処分を科していた。

 さらに、2人が勤務していたインド西部プネ(Pune)の警察当局も独自に調査を行い、免職を決定したという。

 AFPの電話取材に応じたプネ警察の関係者は、「内部調査が完了し、5日付で2人の職務を解いた」と明かし、「2人はメディアに偽の情報を提供し、インドおよびネパール政府を欺き、実際には登っていないのにエベレストに登頂したと見せかけるため写真を加工していた」と指摘した。

 ネパール観光庁は当初、ラソッドさん夫婦が昨年5月23日に標高8848メートルのエベレスト山頂に到達したと申告したことを受けて、登頂証明書を発行。しかし他の登山家らから、夫婦の登頂の証拠とされる写真が捏造されたものだという指摘を受けて疑惑が浮上し、調査に踏み切った。
【翻訳編集】AFPBB News