7日、夏の本格的な行楽シーズンを迎え、韓国最大の空港・仁川空港の利用客が史上最高を記録する中、韓国のCBSラジオが伝えた空港の迷惑客たちの実態が大きな注目を集めている。写真は仁川国際空港。

写真拡大

2017年8月7日、夏の本格的な行楽シーズンを迎え、韓国最大の空港・仁川(インチョン)空港の利用客が史上最高を記録する中、韓国のCBSラジオが伝えた空港の迷惑客たちの実態が大きな注目を集めている。

ラジオでインタビューに答えたのは、韓国公共運輸労組の戦略組織局長を務めるキム・ミンジュ氏。日々、仁川空港の職員を困らせる客のさまざまな姿についてこのほど実態をまとめ発表したという。客とのトラブルにより退職してしまう非正規職員も少なくないことから、1カ月間、実例の情報提供をスタッフに呼び掛けたそうだ。

まず空港スタッフの「苦情」が多いのは、搭乗前の手荷物検査だ。特に機内持ち込みは100ミリ以下と制限のある液体物関連のトラブルが目立つという。例えば韓国土産では定番のキムチや、コチュジャンなどのみそ類も液体物に分類されるが、これを知らない客が少なくないようだ。検査場で「持ち込めない」と初めて知り、怒りのあまりキムチやみそをその場にぶちまけた客もいた。また、高価な健康補助ドリンクを没収されそうになり、「他人に飲まれるくらいならここに捨てる」と言って床にドリンクをまいた人もいたそうだ。

客による職員へのセクハラも「ものすごく多い」とキム氏は話す。やはり手荷物検査の過程で、「ポケットの物を出してください」と言う女性職員に、男性客が「アレは出さなくていいのか」と答えるなど、言葉によるセクハラは後を絶たないそうだ。また、「パスポートを見せてください」との要請に対し「女がうるさいな」と文句を言うなど、性別を理由にした暴言も目立つ。

キム氏は今回明らかになったこうした事例も「氷山の一角」とみられるとし、市民意識の向上に期待するだけでなく、問題の周知や顧客の意識改善に関し、職員を雇用する社側が積極的に乗り出す必要性を訴えた。

このインタビューに韓国のネットユーザーの関心は高く、記事には4000を超えるコメントが寄せられている。中でも「自分のミスなのになぜ職員に当たるんだ?病気じゃないか?」との声が最多の共感を得たほか、「やっぱり民度が低いな」「中国人の悪口を言うもんじゃない。君たちも大差ない」「これが醜い韓国人の姿だ。もちろん、一部の人間ではあるが」など他にも厳しい批判が並ぶ。

また、「海外の空港でそんなことをしたらすぐにテロリストの疑いでその場で逮捕だ」「韓国はいいかげん過ぎる。公共の場での業務妨害は厳罰に処すべき」など、韓国の処罰の甘さを指摘する声も。

さらに、「これでも大統領さえ、政治家さえ変われば良くなると思ってるのか?」「韓国が豊かな先進国だと錯覚してはいけない」「僕も韓国人だが、韓国人を嫌いになることが実に多い」など、国や国民性に関するコメントも目立った。(翻訳・編集/吉金)