マライア・キャリー=2008年

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 【聖林裏表】

 あの歌姫、マライア・キャリー(47)が別人のように太った姿が、米芸能メディアでさかんに取り上げられ、嘘かまことか、現在の体重は263ポンド(約119キロ)と報じられた。今、流行のフェイク・ニュースかと思いきや、ステージで歌う写真も載っている。

 関係者が芸能メディア「OK!」(電子版)に語ったところによると、マライアは自分では10年前と同じ体形のままだと思っているという。

 約9カ月前に婚約者とされたオーストラリアの大富豪、ジェームズ・パッカー氏(49)と別れてから、体重が増えたことを認めようとしないのだという。

 「いつもシャンパンを飲みながら、何かを食べている。フライドポテト、パスタ、アイスクリーム…」。関係者はそんな証言をしている。

 別の芸能メディア「イン・タッチ・ウイークリー」(同)は、マライアの周囲の付き人らは体重についての話題は避けていると報じている。

 「そんなことを言おうものなら、その人は新しい仕事を探さなくてはいけない」からだ。

 米ラスベガスの高級ホテル、シーザーズ・パレスで7月中旬に行われたコンサートでは歌の合間に長い休憩をとったり、衣装替えに時間がかかったりした。パフォーマンスで動くたびに観客の視線はマライアにくぎ付けとなっていた。

 マライアといえば、シングル18曲が全米1位(ビルボード)に輝いている。これはビートルズに次いで歴代2位で、女性アーティストとしては堂々の1位だ。グラミー賞などの4大音楽賞を受賞するなど世界的に有名なアーティスト。

 これまでも度々、体形の変化が話題になり、本人も「よく食べるので」と認めていた。その都度ダイエットを重ね、双子の出産後には1週間で18キロやせるなどした。ダイエット会社の広告塔になっていたこともある。昨年12月には芸能誌「ピープル」の取材に応じ、「スモーク・サーモンとケイパーしか食べないダイエットをしている」と話していたのだが…。それから7カ月余り。体形の変化はひときわ目立つ。

 パッカー氏との破局は、マライアに相当のダメージを与えたようだ。今年2月にはミュージックビデオの中で、着ることのなかった25万ドル(約2750万円)のウエディングドレスを燃やすシーンが収録されている。

 そのマライアの人生をもとにしたフィクション・ドラマが、米ケーブルテレビ局で製作されることが決まったという。舞台はニューヨーク。16歳のハーフの少女が、逆境にさらされながらも、世界で注目されるアーティストになるストーリーで、マライア本人がエグゼクティブプロデューサーを務めるという。

 歌姫への熱い視線は続きそうだ。(産経新聞ロサンゼルス支局長・中村将)