豪シドニーで記者会見を行うニューサウスウェールズ警察のウェイン・ホフマン主任捜査官(2017年8月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】オーストラリア政府がテロ対策などの一環として、不法所持の銃器を提出すれば罪に問わない恩赦期間を設けて1か月が経過し、最も人口が多いニューサウスウェールズ(New South Wales)州では6000丁を超える銃が当局などに届け出されていたことが分かった。警察当局が8日、明らかにした。

 政府は6月、国内で違法に出回っている推定26万丁の銃が過激派組織の襲撃やギャングの抗争多発につながる可能性があるとして、その危険性を最小限にするため、7月1日から9月30日まで恩赦期間を設けると発表した。この期間中であれば、未登録、または処分を希望する銃器を理由を問われずに当局に引き取ってもらうことができる。

 ニューサウスウェールズ州の警察当局によると、届け出された武器類にはSKSアサルトライフル4丁の他、国産9ミリ短機関銃、コルトAR15ライフル、M1カービン、44マグナム弾用回転式拳銃などが含まれていた。総数としてはライフル約1700丁、散弾銃460丁、拳銃200丁近くが警察や銃砲店などに提出され、他にも多数の銃が登録申請されたという。

 恩赦期間を過ぎると、銃の不法所持には28万豪ドル(約2400万円)の罰金か最長14年の禁錮刑を科される可能性がある。ニューサウスウェールズ州以外の州や地域での提出数はまだ明らかにされていない。
【翻訳編集】AFPBB News