モウリーニョ監督、移籍噂のベイルに言及 古巣レアル戦「プレーなら残留。しないなら…」

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現地時間8日にレアル対ユナイテッド、プレミア復帰が噂されるベイルに触れる

 稀代のカリスマ指揮官が、久々の対レアル・マドリードに臨む。

 現地時間8日に行われるUEFAスーパーカップ、レアル対マンチェスター・ユナイテッド戦を前に会見が行われ、ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督がレアルへの心境、そして移籍が噂されるウェールズ代表FWギャレス・ベイルについて言及している。

 モウリーニョ監督は2010年から13年までレアルの指揮官を務めた。当時はペップ・グアルディオラ監督率いる宿敵バルセロナが黄金期を迎えていたこともあり、白い巨人の復権を託された。スペイン国王杯、リーガ・エスパニョーラをそれぞれ制覇したものの、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇は成し遂げられず、当時の主力だったGKイケル・カシージャスらとの確執もあり、任期を残しての退団となった。

 スペイン紙「マルカ」によると、今回の会見に臨んだモウリーニョ監督は「私が加入した時、レアルはCL8強にすら届かなかった。しかし私が去るまでに3年連続で準決勝進出を果たしたからね」とレアルでの実績について誇りつつ「私はすでに仕事をしていないので、マドリードにいる誰とも問題はない」と今は因縁がないことにも触れた。

 しかし両クラブ間で綱引きが続いているのはベイルの状況だ。レアル残留かユナイテッドをはじめとしたプレミア復帰かいまだ去就を決めかねているアタッカーについて、以下のように触れたという。

「ベイルが出口にいるなら、私は待っている」

「ベイルがもし明日プレーするなら、レアル・マドリードに残留するという明確な兆しだろう。もし彼がプレーしないなら、彼と契約したいと考えている他者と戦わないとね。ベイルが“出口”にいるのならば、私はそのそばで待っているよ」

 起用するか否かはレアルのジネディーヌ・ジダン監督次第であるが、もし起用しない方針であれば獲得競争に先手を打つことを明言した。久々のCL出場を果たすユナイテッドは、ベルギー代表FWロメル・ルカクらを獲得し巨大戦力化を果たしている。その仕上げはベイル加入――モウリーニョ監督のプランが現実になれば、赤い悪魔は新シーズンの台風の目となるはずだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images