ブラジル・リオデジャネイロ市内のスラム街で取り締まりを行う兵士ら(2017年8月5日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ブラジルの警察当局によると、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)近郊のアングラドスレイス(Angra dos Reis)で、犯罪組織の支配下にあるファベーラ(貧民街)に車で迷い込んだ英国人女性が銃で撃たれ、負傷した。アングラドスレイスは海沿いのリゾートで、旅行者らに人気の観光スポット。

 女性は夫と子ども3人と同地で休暇を過ごしていたが、6日、水を買える場所を探しているうちに道を誤り、ファベーラに入り込んでしまったという。

 地元警察の幹部によると、アグアサンタ(Agua Santa)と呼ばれるこのファベーラで女性らは「犯罪組織のメンバーらに出くわし、立ち退くよう要求され、車を銃で撃たれた」という。

 女性は地元の病院で手術を受け、術後の経過は良好だとこの幹部は明らかにした。

 テレビ局グロボ(Globo)の取材に応じた病院の院長は、「銃弾は(女性の)腹部を貫いたものの、幸いにも重要な動脈や臓器には当たらなかった。本当に運が良かった」と語った。

 リオデジャネイロを含むエリア一帯は世界でも有数の観光スポットだが、同地に点在するファベーラは事実上、警察も立ち入ることのできない危険地帯となっている。
【翻訳編集】AFPBB News