米シカゴの「トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー」前でドナルド・トランプ大統領への抗議デモをする人たち(2017年2月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米イリノイ(Illinois)州シカゴ(Chicago)市は7日、不法移民に寛容な「サンクチュアリシティー(聖域都市)」への補助金を停止するとしたドナルド・トランプ(Donald Trump)政権の政策は違法だとして、同政権を相手取って連邦裁判所に訴訟を起こした。

 トランプ政権はサンクチュアリシティーに対して、連邦移民当局が拘束された人の尋問のため地方の警察施設に自由に出入りできるようにすることを求め、従わない場合は地方の警察当局への補助金を停止すると警告した。

 しかしシカゴのラーム・エマニュエル(Rahm Emanuel)市長は7日、米CNNテレビに対して、連邦政府は「誤った選択」を強制していると述べ、この政策は逆効果だと批判した。

「私たちや警察に市の価値観か警察の原則かの二者択一を迫り、実際の安全確保に向けた取り組みを損なっている」(同氏)

 その上で「私たちは常に、人々を歓迎する都市であり続ける」と明言した。

 訴状で名指しされたジェフ・セッションズ(Jeff Sessions)司法長官は声明を出し、シカゴ市とエマニュエル市長を非難。「トランプ政権は、誇らしげに法の支配を破って外国人犯罪者を守り、公共の安全を損なっている都市の政府には補助金を拠出しない」と改めて宣言した。
【翻訳編集】AFPBB News