コーイケルホンディエってどんな犬?

オランダ生まれの希少犬種である「コーイケルホンディエ(Kooikerhondje)」。オランダにおいて16世紀ころから鴨の狩りで活躍してきました。日本では目にする機会が少ないですが、愛らしい姿に陽気で温厚な性格は多くの魅力があります。

今回はそんなコーイケルホンディエの魅力についてご紹介します。

コーイケルホンディエの歴史

「コーイケルホンディエ」という名前はオランダ語で「鴨猟の犬」を意味します。名前の如く、古くは16世紀頃からオランダの鴨猟やアヒル猟で活躍してきました。コーイケルホンディエは、銃が発明されるよりも前から猟師の手伝いを行ってきた長い歴史のある犬種です。鴨猟におけるコーイケルホンディエの仕事は、コーイケルホンディエが持つふさふさの尻尾を草むらから振り、鴨の興味を引きつけることで、おびき寄せた鴨を猟師が捕えていたそうです。

長く鴨猟の狩猟犬として活躍していましたが、第二次世界大戦後にコーイケルホンディエの数が激減。当時の生存数は25頭だとも、5頭だとも言われています。そんな中、コーイケルホンディエの愛好家の努力もあり、絶滅の危機を脱しました。しかしながら現在でも希少犬種であることは変わらず、そのほとんどがオランダで飼育されています。

日本に上陸したのは1999年と最近で、国内での飼育件数は100頭前後と非常に希少な犬種です。

コーイケルホンディエの特徴

コーイケルホンディエの体高は35〜40cm、体重は9〜15kgで体高と体長のバランスがとれた体形をしています。中型犬と小型犬の間に位置しますが、主には中型犬に分類されています。コーイケルホンディエの丸い頭部にはふわふわとした飾り毛のある垂れ耳を持ちます。

コーイケルホンディエの性格

コーイケルホンディエの性格は温和で陽気。飼い主に対して従順で、他の動物や子供にもフレンドリーに接することができます。コーイケルホンディエの親しみやすい性格と、ふわふわとした飾り毛を持つ尻尾は優雅で、古くは貴族などの富裕層にも愛されたといわれています。

コーイケルホンディエの飼い方と注意点

コーイケルホンディエはフレンドリーな性格で、家族とのコミュニケーションが大好きな犬種のため、屋内飼育がおすすめされています。
また、コーイケルホンディエは猟犬としての本能があるため、主従関係は明確にしつけをすることが大切です。散歩の際に動くものを追いかけてしまう可能性もあるため、しつけと共にリードはしっかりとつけて散歩を行いましょう。コーイケルホンディエの散歩は少なくとも「1時間以上の散歩を1日に2回以上」行いましょう。コーイケルホンディエは体力が豊富で知能も高いため、肉体的な運動と主にフリスビーや泳ぎ、アジリティなどをさせてあげましょう。

コーイケルホンディエは垂れ耳のため、定期的に耳掃除を行い、蒸れや汚れの処理をしてあげましょう。長めの被毛にはできれば毎日ブラッシングを行い、シャンプーは月に1回ほど行いましょう。定期的なトリミングも欠かせません。

コーイケルホンディエが気を付けたい病気

セロイドリポフスチン脳症フォンヴィレブランド病遺伝性壊死脊髄障害(ENM)外耳炎皮膚疾患

コーイケルホンディエは希少犬のため、繁殖者も少なく近親交配が考えられます。近親交配による遺伝病の懸念があるため、少しでも疑わしい場合は動物病院に相談しましょう。長い垂れ耳のため外耳炎にも注意してください。

コーイケルホンディエのまとめ

希少犬種と呼ばれるコーイケルホンディエ。非常にフレンドリーで温和な性格は魅力たっぷりです。陽気で愛らしい上に賢いため、しつけもしやすいといわれています。犬を飼うのが初めての方にもおすすめの犬種ですが、日本国内ではコーイケルホンディエを飼育している頭数が少ないため、飼う際には信頼できるブリーダーや獣医さんを探しましょう。魅力的なのは愛らしい性格だけでなく、主従関係をしっかり気づくことで心強いパートナーになること間違いなしです。