ギャップが凄い遠藤憲一、「普通の人間」と呼ばれたいとも

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遠藤憲一は最近こそバラエティ番組でもよく見かけるが、映画やドラマで悪役や乱暴なキャラクターを演じることが多く“強面”というイメージがあるのは否めないだろう。そんな彼が8月7日に放送されたバラエティ番組『グレートコネクション』(日本テレビ系)に“グレートさん”で登場した。

同番組はスタッフが街中で声を掛けたり電話連絡で「あなたよりスゴイ友だちを紹介してください」と膨大な数のインタビューを重ね、“グレートさん”と呼ぶに値する人物から紹介によるコネクションをつなげて100人以上のグレートコネクションを目指すものだ。70人目の講談社女性局長・奈良原敦子さんから紹介されたのは天才漫画家・手塚治虫の息子、手塚眞さん(55)だった。

さらにアトムつながりで奈良原さんが紹介してくれた72人目の人物は、「アトムの熱烈ファンで超大物の遠藤さん」つまり俳優の遠藤憲一(56)である。スタッフが公園で散歩姿の遠藤に会うと、「アトム好きです」とは認めるが「何の番組だかさっぱりわからない」と怪訝な表情をしていた。番組の趣旨を説明して“グレートさん”として出演した感想を求めても「何もないね」というリアクションである。

散歩しながら家に帰るという遠藤についていくと、Tシャツにカメムシがとまっていたりのどかな空気が流れる。道すがら彼がスーパー戦隊シリーズ『忍者戦隊カクレンジャー』(1994年)で悪役・貴公子ジュニアを演じていた頃に、近所の子どもたちから遠巻きに「死ねー」と言われて「切なかった」というエピソードなどを話してくれた。

すると池の周りで家族連れが騒いでいるのを発見した遠藤。「何かありました?」とテレビカメラなどお構いなしで駆けつけたかと思うと、池の淵に飛び降りてペットボトルを拾ってあげた。「じゃあまたねバイバイ」と笑顔で手を振る姿は悪役どころかヒーローである。

スタッフが「強面ですけど優しいんですね」と感心して「強面って言われるけど本当はなんて呼ばれたい?」と聞いたところ、「普通の人間」とぶっきらぼうに答える遠藤だった。

そんな遠藤憲一が紹介してくれたのは、「自分が俳優としてやっていくうえでも恩人」だという漫画家・みなもと太郎さんである。50年以上漫画を描き続ける巨匠で、代表作の歴史漫画『風雲児たち』(1979年)は庵野秀明や三谷幸喜、女優の杏など著名人のファンが多い。

放送後に『遠藤憲一公式(enken_enstower)ツイッター』で遠藤のスタッフが「グレートさんイチの庶民派は相変わらず散歩でしたね笑。カメムシつけて」と振り返り、「『風雲児たち』愛読してます!! 地下室の図書館が見られて感激!」とつぶやいた。

福士蒼汰主演ドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)では、滅多に笑顔を見せない検事正・立花弘晃役を演じる遠藤憲一。小栗旬主演によるテレビ朝日系ドラマスペシャル『BORDER2 贖罪』(年内放送)では主人公・石川安吾の上司・市倉卓司役とやはり厳しいキャラクターが多い。それだけに、こうして普段の優しい人柄が分かるとホッとさせられる。

画像2枚目は『BORDER公式 2017年8月2日付Instagram「#ドラマBORDER #贖罪 #新撮シーン写真 #市倉卓司 (#遠藤憲一)」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)