公益社団法人日本広告写真家協会が主催する「APAアワード2018」の作品募集が9月1日より開始される。APAアワードは1961年より開催されている歴史ある写真の公募展で、これまでに著名な写真家を数多く輩出してきた。その作品募集を前に、これまで入賞・入選した4名のフォトグラファーに、それぞれの受賞作品に込められた想いを聞いた。 文:大場祐子 協力:公益社団法人日本広告写真家協会

プールスタジオの設立で、さらなる挑戦へと向かう。

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APA AWARD 2016 広告作品部門 入選(単作品)
広告主:山本光学

僕は長年水泳をやってきた経験から、趣味の写真を活かして、友人のスイマーたちを撮影していました。やがて仕事へとつながりプロとして活動するようになったのですが、そもそも独学で写真を覚え、誰かに師事したこともなかったので、自分のキャリアに箔を付けようと「APAアワード2016」に応募することに。

この年は、広告作品部門で入選。昨年は広告作品部門、写真作品部門で入賞しました。広告作品の「北島康介のこれから」では、北島さんが際立つよう背景に黒い布を貼って撮影。プールっぽさを一切排除し、アート感を出しました。お陰様でこの作品を見てくれた広告代理店の方からお仕事をいただきました。

これまでは出張撮影で対応してきましたが、念願のプールスタジオを構えたので、より独自性の高い撮影ができるようになりました。水に色をつけたり、水に浸けるべきものじゃないものも沈めたりと、タブーとされてきたことにチャレンジできます。今後も、カメラマンとしてではなく、フォトグラファーとしての作品をつくっていきたいですね。まずは「APAアワード2018」に挑戦します!

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APA AWARD 2017 広告作品部門 優秀賞(6枚組作品)
広告主:螢謄譽喞日/IMPRINT


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西川隼矢 Junya Nishigawa
幼い頃から水泳に没頭し、大学時代にはアテネ五輪日本代表選考会に出場。会社員を経て水中フォトグラファーに。「APAアワード2016」広告作品部門入選、「APAアワード2017」広告作品部門優秀賞、写真作品部門奨励賞受賞。

※この記事はAPA NEWS 瞬 no.162から転載しています。


日本広告写真家協会「APAアワード2018」募集開始

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日本広告写真家協会が主催する「APAアワード2018」の作品募集が9月1日より開始される。募集するのは2つの部門で、広告作品部門の応募資格はフォトグラファー、広告主、CD、AD、デザイナー、コピーライター、プロデューサー、その他制作・発表に携わったクリエイティブスタッフなら誰でも応募可能で、しかも応募料は無料。募集期間は9月1日〜15日。


もう一方の写真作品部門は「挑戦・CHALLENGE」が今年のテーマで、応募料として一般:3,000円/1枚、学生:1,500円/1枚が必要となる。募集期間は9月1日〜29日。入賞・入選作品は、東京都写真美術館での展覧会で展示されるほか、「年鑑 日本の広告写真2018」に掲載される。


応募の詳細:http://www.apa-japan.com/award/