オフィスのエアコン温度こっそり変更する人多し  女性は上げ、男性は下げ…

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 衣服を軽装にして、室内温度(冷房時)を28℃に調整すること。環境省が推奨するクールビズの定義だ。ところが、7割以上がこの定義を勘違いしていることが、三菱電機ビルテクノサービスが実施した「夏のオフィス環境調査」で分かった。

 オフィス勤務の20〜60代で、空調の設定温度を変更できる人1000人を対象にした調査。7割以上の職場がクールビズやスーパークールビズを実施している一方で、クールビズの定義を正しく理解している人は23.8%。勘違いの中身は、「エアコンの設定温度を28℃で設定」と考えていたり(38.2%)、「エアコンの設定温度を25℃〜28℃の間で設定」(25.4%)と温度が曖昧だったり。6割以上がクールビズは「室内温度」ではなく、「エアコンの設定温度」と思っていたという結果。エアコンの設定温度は、冷房時の外気温、オフィスレイアウト(OA機器や人の数)や、日射・気流など建物内の状況、空調機器の能力などの影響で、設定温度を28℃にしても、室内が必ずしも均一に28℃になるとは限らないという。

 実際エアコンの設定温度を28℃にしているオフィスは約20%。その過半数が暑いと感じていた。さらに6割以上が、空調の設定温度を黙ってこっそり変更。その際、女性の60.2%は「温度を上げる」、男性の66.7%は「温度を下げる」と回答した。また、元の設定温度に戻された経験がある人は81.2%、その7割が、設定温度を元に戻した人の目星がついてる、と答えた。