吉田の相棒DFが移籍の意思表明 「失望した」とサウサンプトン批判で喧嘩別れへ 

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2シーズンにわたって最終ラインを支えたファン・ダイクが心境を吐露

 日本代表DF吉田麻也と同僚で、昨季はセンターバック(CB)でコンビも組んだオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがクラブに対してついに移籍志願の意思を表明した。

 英衛星放送局「スカイ・スポーツ」などが一斉に報じている。

 2015年にセルティックから加入し、サウサンプトンでプレミア屈指のCBへと飛躍を遂げた男には複数のビッグクラブから関心が伝えられていた。去就問題が浮上していることからチームに帯同していない状況だったが、ついにトランスファーリクエストを出して、移籍の意思を明らかにした。

「残念なことではありますが、僕は今日サウサンプトンを去るためにトランスファーリクエストを出したことを認めます」

 2シーズンにわたってサウサンプトンの最終ラインを支えたファン・ダイクだが、「本当に残念ながら、クラブが僕に対して2週間分の給料と同等の罰金を課そうとしていることを知ったことで、こうするほかなかったと感じています」と自身の扱いを巡ってクラブとの関係は悪化していたと語った。「クラブが僕を売りに出さないという姿勢に関してはフラストレーションが溜まりましたし、複数のトップクラブからあった申し出をあっさり拒否したことには失望しました」とクラブへの批判も交えながら心境を吐露した。

移籍先はリバプールやチェルシーが有力

 クロード・ピュエル前監督や今季から指揮を執るマウリシオ・ポチェッティーノ監督、そしてクラブ首脳陣にも以前から移籍希望を伝えて、話し合いも重ねてきたというファン・ダイク。「プロサッカー選手として、自分のポテンシャルを最大限に発揮して何かを成し遂げたいという情熱が大きくなっている」と、さらなるステップアップの機会を熱望している。

「明確にしておきたいのは、サウサンプトンのみんなには感謝しかないということ。僕にプレミアリーグでプレーする機会を与えてくれた。でも、今こそ移籍するタイミングなんだ」

 新たな道を進むことを決意したファン・ダイクの移籍先はリバプールやチェルシーが有力候補と見られている。このままいけばサウサンプトンとは喧嘩別れの形となるが、超人気銘柄が市場で出ることで夏の移籍マーケットはさらなる盛り上がりを見せそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images