ロサンゼルス

写真拡大

ハリウッドのあるカリフォルニア州ロサンゼルスといえば、多くの映画やドラマのロケ地として知られているが、その定義に異変が起きているようだ。

2016年から2017年にかけてロサンゼルスにて撮影されたTVパイロット版(第一話)の数は68作品で、過去7年で14パーセント低い結果となった。FilmL.A.のポール・オードリー氏が米Varietyにこのように語っている。「NetflixやAmazonの躍進などで、TV業界に大きな変革が起きていることにより"パイロット版はロサンゼルスで"という形式にも変化が起こり、減少という結果になっている。そのような現状であるとは言っても、ロサンゼルスは安定したロケ地であり、多くの企画が進行中だ。その他の人気ロケ地を合算しても、ここはまだ1番人気であることは間違いない」

FilmL.A.のデータによると、2016年から2017年に各地で撮影されたテレビ局、ケーブル局、デジタル配信のパイロット版の合計数は173作品(ドラマ109作品、コメディ64作品)で、過去3年はそれぞれ201作品、202作品、203作品だった。さらに今年の173作品のうちの68作品(ドラマ22作品、コメディ46作品)が、ロサンゼルスで撮影されたものであり、過去3年は79作品、91作品、90作品であった。また今年の68作品で、ロサンゼルスに投じられる費用は303万ドルで、全体の39%にあたる。年々その数は減少し続けているとはいえ、ロサンゼルスで撮影された79作品は、ニューヨークの24作品、バンクーバーの21作品、アトランタの12作品、そしてトロントの9作品と比較しても未だに断トツで多いことがわかる。

ロサンゼルス郡スーパーバイザーのシーラ・クール氏は、「この結果を見ると、ロサンゼルスはパイロット版だけにせよ、ドラマシリーズにせよ、やはりロケ地として人気であることが分かります。私自身が俳優だったのでよくわかりますが、1つ1つのやエピソードや仕事が経済的効果をもたらすことをよく理解しています」とコメントしている。(海外ドラマNAVI)