フランスでハッキングのコンテストに参加した人(2013年3月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】南米ベネズエラで7日、国家機関を中心に数十のウェブサイトがサイバー攻撃の被害に遭った。攻撃したハッカー集団は、前日に軍基地を襲撃した反乱グループへの支持を表明している。

「バイナリー・ガーディアン(Binary Guardians)」を名乗るハッカー集団が標的にしたのは、政府や最高裁判所、議会のポータルサイトなど。有料テレビサービスのディレクTV(DirecTV)や電話事業者デジタル(Digital)など民間企業のウェブサイトも被害を受けた。

 ハッキングされたウェブサイトの一部は7日遅くまで接続が不可能になった。ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領の大統領府や選挙管理委員会なども被害を受けたが、後に復旧した。

 ベネズエラでは6日、軍の将校3人が軍服を着た男ら約20人を率いて北西部バレンシア(Valencia)の軍基地を襲撃。襲撃グループは武器を盗んで逃走したが、グループのうち中尉1人を含む約半数は捕らえられ、うち2人は死亡した。

 ハッカー集団はツイッター(Twitter)に、攻撃先のポータルサイトのフロントページに表示させた画像を投稿。画像では、反乱グループによる軍基地襲撃を支持する一文に、チャーリー・チャップリン(Charlie Chaplin)の映画『チャップリンの独裁者(The Great Dictator)』からの引用を添えている。

「われわれはデジタルで戦う。お前たちは通りを封鎖した。われわれはネットワークを封鎖する」とハッカー集団は主張した。
【翻訳編集】AFPBB News