“女は賃金が安い”なんておかしい!テニス界&映画界の女性スターが続々声を上げる

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 プロテニス選手セリーナ・ウィリアムズ(35)が、アメリカで黒人女性にも平等の賃金が支払われるよう求める嘆願書を書いた。

 セリーナは先月31日(月)のブラックウィメンズ・イコール・ペイ・デイに性差別による給料の不平等さについて声を上げ、アメリカの黒人女性の給料は1ドル(約110円)につき37セント(約40円)男性より下回っていると主張している。

 セリーナはFortune.comにこう寄せている。

「今日はブラックウィメンズ・イコール・ペイ・デイです。性差別による賃金の違いは有色の女性に最も影響しているという、長い間無視されてきた事実に目を向ける日です。

 黒人女性は1ドル(約110円)につき37セント(約40円)男性を下回っており、つまり男性が1ドル稼ぐごとに黒人女性は63セント(約70円)しか稼がないことになっているのです」

 またセリーナは黒人女性に学歴があろうとも、1年で男性と同様の給料を得るためには8ヶ月長く働かなければならないとも指摘している。

 さらに、これまでにオリンピックでシングル、ダブルスで4回金メダルを獲得し、グランドスラム23回優勝、WTAツアー選手権でも5回優勝しているにもかかわらず、セリーナは男性プレイヤーたちから「性差別的発言」を受けたことが何度もあると明かしている。

 セリーナは、黒人女性たちにこう呼びかける。

「平等な賃金を実現するため、恐れずに声をあげましょう。私たちにはその価値があるのです」

◆賃金格差はハリウッドでも問題に

 実は賃金格差による問題は黒人女性に限った話ではなく、ハリウッドのトップ女優たちも、賃金格差や待遇改善、性的な嫌がらせなど、米映画界が抱える問題について抗議の声を次々と上げている。

 2015年のアカデミー賞では、助演女優賞を受賞したパトリシア・アークエットが受賞スピーチの際に「米国の女性たちは、今こそ賃金の平等と平等の権利を持つとき」と訴えた。

 このスピーチに対し、大女優のメリル・ストリープなどが拍手喝采している姿がメディアで報じられ、一見華々しく見えるハリウッドにはびこる男女不平等が日本でも話題になった。

 ハリウッドがあるカリフォルニア州では、男女の同一賃金を目指す新しい法案が2015年10月に可決され、すでに施行されているが、これにより男女の賃金格差が解消されるか注目が集まっている。

<TEXT/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>