ローマに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表のエディン・ジェコに賛辞が寄せられている。母国で乳がんに苦しむ若き母親のために寄付をしたからだ。イタリア『laroma24』が報じた。

すべては、ボスニアのアドミル・クナリッチさんがフェイスブックで妻への援助を求めたことがきっかけだった。クナリッチさんの妻は乳がんに苦しみ、化学療法や手術を経て、最近承認された薬を投与することになったという。

だが、最近承認されたとあり、薬は健康保険の適用外。そのため、1年間で約6万ユーロ(約784万円)もの治療費を必要とするという。一般人には高額だ。クナリッチさんは自分たちだけで治療費を用意できないと明かし、SNSで寄付を募ったのである。

そしてこれに反応したのがジェコだった。クナリッチさんは募金を呼びかける投稿の3日後、ジェコが治療の最初の1カ月分を寄付してくれたと明かしたのだ。さらに、ジェコの協力もあり、約7カ月分の治療費にメドがついたという。

10代で母国を後にし、欧州各地で戦ってきたジェコは、同胞を助けたいと願ったのだろう。もちろん、クナリッチさんの妻が治療を終えられるだけの費用はまだすべて集まっていない。だが、ジェコの行動はクナリッチさんに小さくない希望と勇気を与えたはずだ。