北朝鮮国内の非公表の場所で発射された北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」。朝鮮中央通信(KCNA)配信(2017年7月28日撮影、同月29日配信)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】北朝鮮は7日、国連(UN)から新たに科された厳しい制裁を受けても核兵器開発をやめることはないと言明した。また、対話を拒否し、米国に対して怒りをあらわに報復を警告した。

 新制裁について北朝鮮が大きな反応を示したのはこれが初めて。今回の制裁は米国が起草し、国連安全保障理事会(UN Security Council)が5日に全会一致で採択したもので、北朝鮮はこれにより、年間10億ドル(約1100億円)を失う可能性がある。

 北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ、Ri Yong-Ho)外相は訪問先のフィリピンの首都マニラ(Manila)で発表した声明で、「いかなる状況においても、われわれが核と弾道ミサイルを交渉のテーブルに乗せることは決してない」と断言。

 さらに「北朝鮮に対する米国の敵対的な政策と核の脅威が根本的に排除されない限り、われわれが自ら選んだ核戦力強化の道から、わずかたりとも後退することはない」と述べた。同外相は、マニラでの東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に出席している。

 北朝鮮はこれに先立ち、国営朝鮮中央通信(KCNA)を通じて出した声明で、制裁を起草した米国に「その罪に対する何千倍もの代償を支払わせる」としていた。
【翻訳編集】AFPBB News