【立ちそば放浪記】とろとろカレーが激ウマ! 最高ランクの「そば屋のカレー」が味わえる東十条『そば清』

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そば屋と言えばカレーである。ハッキリ言ってそば屋のカレーライスはウマイ。ほど良く力が抜けていて、かつどことなく懐かしさが漂う昔ながらの味は、もはや1ジャンルを確立していると言っても過言ではない。

というわけで、私(中澤)はそば屋に行くと結構カレーライスを注文してしまうのだが、これまで食べた中で No.1 の「そば屋のカレー」を発見したためご紹介したい! これはまさに下町のミシュランだ!!

・下町風情あふれる店構え

店の名は『そば清』。東京の北部、京浜東北線が埼玉に突入する手前の駅・東十条にある。北口1を出て、下町風情あふれる駅前の通りにたたずむこの店。青い瓦屋根が目印だ。

とある夏の昼。うだるような熱気の中で、この店の涼しげな風鈴の音と、風に揺れる暖簾(のれん)が私を誘った。立ち食いそば屋に見えない大仰な構えは、まるで銭湯のようである。

・高コスパに誘われて

ちょっと高そうな雰囲気も感じたが、看板を見ると「カレーセット500円」と高コスパ。ただし、気になるのは店のネオンに書かれた「特製印度カレー」の文字。絶妙にチープである。一体どんなカレーが出てくるのか。

どちらにしても気になるので、入店してみた。店の中は奥行きがほぼなくカウンターのみの独特の造り。さっそく、カレーセットを注文する。

まずは、カレーが到着。銀のお皿に盛られたカレーが「昭和の食堂感」全開である。なお、見た感じルーはトロトロしておりインドカレーではなさそうだ。「特製印度カレー」というのはあくまで固有名詞なのかもしれない。

・そばはかなりウマイ

そんなことを考えているうちにそばも到着。そばの種類は、温、冷から選べたので、冷やしたぬきそばをチョイスした。ひと口食べてみると……

柔らかい食感の中太くらいの麺が口をそばの風味で満たす。そんな麺が甘さ控えめの濃いつゆと絡むことで、清流のように爽やかな後味を残し、喉を滑り落ちていく。かなりウマイ……!

・開眼

さっきまでの朦朧(もうろう)とした夏がウソのようだ。夏はやっぱり冷やしそばに限る。しかし、問題はカレーだ。そこで、そばをかき込みたい気持ちをグッとこらえてカレーを食べてみたところ……

目が覚めた。深いコクを感じるスパイシーさがご飯のほのかな甘みと共に脳を直撃する。ウンマァァァアアア!!!!

この舌にフィットする味は、まぎれもなく日本のカレーライス。ひき肉を使用したルーも決して豪華さはない。だが、素朴ながらもスプーンが止まらねーーーーー! まさにこれこそそば屋のカレー!!

・最高ランクのそば屋カレー

そのカレーは確かにインドカレーではなかった。しかし、私の目は開き、1つの悟りを得たのである。すなわち、素朴にウマイ……これ最強。カレーがウマイそば屋と言えば、ガチインドカレーを出す新橋『丹波屋』も有名だが、そば屋のカレーは個人的にはここが No.1 だった。

・今回紹介した店舗の情報

店名 そば清
住所 東京都北区東十条3-18-26
営業時間 月〜金7:00〜21:00 / 土・祝日9:00〜19:00
定休日 日曜

Report:立ちそば評論家・中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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