北朝鮮政府は7日、国連安全保障理事会が採択した制裁決議に対して、「われわれの自主権に対する乱暴な侵害であり、わが共和国に対する正面切っての挑戦である」と非難する声明を発表した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

国連安保理は今月5日(現地時間)、北朝鮮が2回にわたる大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル発射実験を強行したことへの対応措置として制裁決議第2371号を全会一致で採択していた。

声明は同国の核・ミサイル開発は、「米国の強権と専横から国の自主権と民族の生存権を守るために選択した正々堂々たる自衛的措置である」としながら、「無謀な軍事的冒険と卑劣な制裁策動を弄している米国に送る厳重な警告であった」と主張した。

また、「米国は国連安保理を盗用して通常の貿易活動と経済交流まで全面遮断する前代未聞の悪らつな『制裁決議』をつくり上げることによって、われわれの思想と体制、わが人民を抹殺しようとする凶悪な下心を全世界にさらけ出した」と主張した。

さらに、「米国の笑止千万な威嚇が通じる国が別にあり、米国の虚勢に完全に屈する国が別にある」としながら、制裁決議に同意した国々を非難した。

そのうえで、「米国がわれわれに政治、経済、軍事の各分野で全面的な挑発を仕掛けてきた以上、それに断固たる報復で対処するのはわが軍隊と人民の揺るぎない意志であり、確固たる決心である」としながら、次のように闡明した。

第一に、米国と敵対勢力がつくり上げた国連安保理の反共和国「制裁決議」をわが共和国の自主権に対する乱暴な侵害としてしゅん烈に断罪、糾弾し、全面排撃する。

第二に、米国がわれわれの自主権と生存権、発展権を抹殺する国連安保理「制裁決議」をとうとうつくり上げた以上、われわれはすでに闡明した通り断固たる正義の行動へ移るであろう。

第三に、わが国家と人民を相手にして働いている米国の極悪な犯罪の代価を百倍、千倍に決算するであろう。

さらに声明は、「もし、米国がわれわれを圧殺してみようとする無謀な試みを中止せず軽挙妄動するなら、われわれはいかなる最後の手段もためらわず、辞さないであろう」と警告した。