熊本県南阿蘇村に着陸する米海兵隊の輸送機オスプレイ(2016年4月18日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】オーストラリアで発生した米海兵隊の輸送機MV22オスプレイ(Osprey)の墜落事故を受け、同隊が安全性検査のため同型機を含む全保有航空機の飛行を停止する可能性があることが分かった。米国防当局筋が7日、AFPに明らかにした。

 同筋は「われわれは現在、海兵隊の航空機全体の安全性を点検するという観点から、選択肢を検討している(中略)全面的な安全性点検を行う間の措置だ」と説明。飛行停止措置は同隊所属の全航空機が対象になる可能性があると述べた。

 米当局は、今回の事故を受けて日本国内でのオスプレイの飛行自粛を求めた小野寺五典(Itsunori Onodera)新防衛相の要請も考慮している。小野寺氏は7日、米軍が事故後にも日本でオスプレイを飛行させたことを受け、「多くの懸念」があると米側に伝えた。

 事故は5日、オーストラリア沖での訓練中に発生。海兵隊員3人が行方不明となり、死亡したとみられている。同筋によれば、事故機は輸送揚陸艦グリーン・ベイ(Green Bay)に着艦しようとした際に船尾に接触し、墜落したという。
【翻訳編集】AFPBB News