困った犬とは?

「困った犬」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

無駄吠え、噛み癖、トイレを覚えてくれない、ご飯を食べない…
といった感じでしょうか。

問題行動は、大きく5つに分類されるといわれています。その5つとは、

分離不安

→飼い主への依存性が高く、少しでも飼い主と離れるとストレスがかかる。

攻撃

→噛むなど。

恐怖症

→極度の怖がり。

常同障害(じょうどうしょうがい)

→尻尾を追う、かじる。光を追う。

咆哮

→無駄吠え、要求吠え、警戒吠えなど。

です。実はこれらの問題行動は、飼い主さんの誤った接し方が原因で起こっているケースが多いのです。
犬はこういった行動を起こすことによってSOSを発しているのです。

では、困った犬にしないための正しい接し方とは具体的にどうすべきなのでしょうか?

構い過ぎない

しつけに悩む飼い主さんのほとんどが、犬を構い過ぎているといわれています。
構い過ぎはいけないと知ってはいるものの、犬のあまりの可愛さにちょっかいを出してしまったり、一挙一動を見守ったりしてはいませんか?
愛情をそそぐ=構い過ぎではありません。必要以上に構い過ぎないことは、犬のストレスを減らし、寿命をのばすことにも繋がるのです。

叱り方に気をつける

犬を叱るときに大事なことは、

その場で叱ること「ダメ」「ノー」「いけない」など短い言葉を使うこと目線をそらすこと

の3つです。犬社会では、目線を合わせることは威嚇や攻撃を意味します。だから、犬は叱られているときはこちらを見ないのですね。無理にこっちを見なさい!と目を合わせようとするのはNGです。

叩く、蹴るなど体罰を与えることは絶対にしてはいけません。手や足を"怖いもの"と位置づけてしまうからです。

そして、叱ったことで犬が動きを止めたら、すかさず正しい行動をさせて褒めてあげましょう。『いけないことをやめさせて、正しい行動をさせる』これがポイントです。

抑圧しない

甘やかしはいけないですが、何でも「ダメ」と犬を抑圧するのはいけません。主従関係を意識するのは大切かもしれませんが、それ以上に信頼関係を築くことが必要です。犬が信頼できる飼い主になれば、必然的に伝えたいことを理解してくれるようになるでしょう。

愛情をそそぐ

犬は愛情深い動物です。毎日休むことなく、からだいっぱい愛を教えてくれます。私たち飼い主もめいっぱいの愛情をそそぎたいものです。

まずは、安心できる環境を提供し、犬に無理なストレスを与えないよう気をつけることが愛情をそそぐということの第一歩になるのではないでしょうか。そして、長時間のお留守番はさせないこと、バランスの取れた食事をさせること、ぐっすり眠れるベッドを用意してあげることなど、飼い主さん自身が考えた方法で「いつもありがとう」と伝えてあげてくださいね。

まとめ

落ち着いている犬

困った犬にしない方法を4つご紹介しました。これは『犬の命を守るため』に必要なことです。もちろん、飼い主の言うことをよく聞き、どこでもお行儀よくできる良い犬になってくれればありがたいです。しかし、犬育てはそんなに楽なものではありませんよね。私たち飼い主は、愛犬が問題行動が原因で命を落とすようなことのようないよう、誤った接し方をしないよう心掛けなければならないのです。

問題行動を起こす犬は、刺激や運動不足が原因になっている場合も多いと聞きます。長い時間お留守番をさせている飼い主さんは、せめて休日は愛犬とのゆったりした時間を過ごしてくださいね。