体重が重い犬種5選

セント・バーナード(Saint Bernard)

スイス原産。54~91kg。
牧畜犬や遭難者の救助犬として活躍してきました。3世紀に渡り、2000人を超える人命を救ったという偉業を成し遂げたといわれています。近年は映画の主役にもなり、家庭犬として高い人気を博しています。

知的で聡明。体は大きいながらも性格はのんびりしています。家族を喜ばせることも大好きなので、コミュニケーションを大切にしましょう。また、太らないように毎日の散歩と走りも取り入れた運動が必要です。寒い環境を好む犬種のため、暑い地域での飼育には向いていません。また、ブラッシングは欠かせず、よだれが多い犬種でもあります。

アイリッシュウルフハウンド(Irish Wolfhound)

アイルランド原産。48~55kg。
18世紀頃のヨーロッパにおいて、狼から家畜を守るための番犬や猟犬として活躍してきました。19世紀頃の飢饉では絶滅寸前まで追いやられたこともありますが、現代では”世界で最も大きな犬”と呼ばれるなど、家庭犬として人気があります。

優しく繊細、穏やかな性格です。傷つきやすい面もあるため、しっかりとコミュニケーションをとりましょう。飼育には超大型犬と呼ばれる巨大な体格に合った広いスペースが必要です。1日1時間以上の散歩に加えて、十分な運動をさせましょう。子犬の頃から丈夫な体を作ってあげましょう。胃捻転や股関節形成不全、心筋症など、超大型犬特有の病気にも注意が必要です。

グレート・デーン(Great Dane)

ドイツ原産。45~54kg。
勇敢で堂々とした身のこなしで猪狩りの狩猟犬や軍用犬として活躍してきました。近年は「犬の中のアポロ神」とも呼ばれる優れた血統や、堂々とした容貌からも人気の高い超大型犬です。

のんびりとした雰囲気の穏やかな性質です。繊細な面もあるため、コミュニケーションを十分に取りましょう。毎日の散歩に加えて、小走りや走りを取り入れた運動をさせましょう。屋外飼いは向いていないため、室内の広いスペースに柔らかな寝床を用意してあげましょう。

ニューファンドランド(Newfoundland)

カナダ原産。雄59~68kg。雌45〜54kg。
作業犬や海難救助犬として活躍してきました。現在は家庭犬として大型犬の中でも人気の高い犬種ですが、カナダでは水難救助犬としても引き続き活躍しています。

優しくおおらか。社交的な性格なため他のペットや来訪者とも仲良くなることができます。番犬には向いていませんが、危険な事態が生じた際は家族を守ろうとする姿も見られます。甘えん坊で依存心が強い一面もあるため、たっぷりの愛情を与えることと、自信もつけさせるようにしましょう。1時間以上の散歩を1日に2回以上行い、適度な運動も必要です。泳ぎが好きな犬種のため、泳ぐ機会もこまめに与えましょう。

マスティフ(Mastiff)

イングランド原産。79~86kg。
威厳に満ちた力強い風貌を持ち、耐久力も兼ね備えた大きな体を生かして軍用犬や闘犬、番犬や猟犬として活躍してきました。

おおらかで物静かな性格で、気立ての良い優しい犬種です。家族に献身的かつ忠実だといわれています。遊びによる運動を取り入れ、しっかりとした長めの散歩が必要です。暑さが苦手なため、暖かい気候での外飼いには向いていません。涼しい環境と十分に広い空間を与えましょう。

まとめ

勇猛果敢に見える大きな体を持つ反面、性格は穏やかで優しく賢いことが多い大型犬。共通して飼育に必要なのは十分に広いスペースと運動量です。子犬の頃から丈夫な体を作ってあげましょう。また、超大型犬、大型犬ならではの病気にも注意が必要です。

狭い住環境の日本での飼育はハードルが高いですが、飼育環境を整えることができ、たっぷりと愛情を注いであげることができたら、一生の相棒になってくれるでしょう。